中学校狂師 ~カラス女は許さない~
- タップ
- スクロール
あらすじ
昭和30年。瀬戸内海に浮かぶ明城島で、高校生・大鳥サキは母ひとり子ひとりの生活を送っていた。サキは地味な容姿と性格のせいで、クラスメイトから「カラス女」と呼ばれ、いじめの対象になっていた。特に都会的な雰囲気を持つマリコは、クラスメイトの前ではサキをかばうふりをしつつ、徹底的にサキを見下していた。逃げるように島を出たサキだったが、不幸続きのサキをよそに、のうのうと暮らす女たちに再び会いに島に舞い戻る。そう……復讐を果たすために!!
- 話と巻の配信状況や収録内容は必ずしも一致しません。
- 「収録巻」の案内は、情報がある場合のみ表示されます。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
3.0
忘れられた設定
オーソドックスな復讐モノで、特筆すべき点もないが、派手な破綻もなく、わりに丹念に作られている印象は持った。
ただ、ちょっと気になるのは時代性で、「昭和30年」という設定には首を捻った。
時代を感じさせる描き込みみたいなものはほとんど皆無で、舞台が現代であると言われても何の違和感もない。
つまり、昭和30年をまるで描けていない、ということになる。
というか、作者もその設定、忘れてないか?
登場人物の一人が「私の株は爆上がりだわ!」とか言ってるし。
昭和30年に「爆上がり」はないだろう。
おそらく、舞台となる島が、名家の娘一人に実質的に支配されている、という前近代的な共同体の存在に説得力を持たせるために、時代設定を現代から外したのだろうが、それならそれで、もっとちゃんとしてくれ、という気にはなった。by roka-
76
-
-
3.0
マリ子最悪
閉鎖的な島社会で、島社会を牛耳る金持ちの娘が、最悪な性悪女。
ヒロインにカラス女とあだ名をつけて苛めた男子も、許せない。好きが高じてとか理由にならない。かくいう私も幼い頃、太めの体系や鼻を男子になじられた記憶を思い出してしまった。
子供って残酷なことを平気で言葉に出しますね。でも、ナジなられ苛められた側は、一生心の傷になって、忘れたくても忘れられないほどトラウマになって残るのですよ‼️
私は復讐しようとは思わなかったけど、私を苛めた相手を憎みました。by Since 1975-
30
-
-
5.0
NEW大好きな横溝正史さんチックで…🙆😉
只今32話まで拝読しました…😊
時は昭和30年、ところは瀬戸内の小島…明城島
っていうだけですごく食指をそそられました…
横溝正史さんの金田一耕助シリーズの
大ファンだからです…😆、悪霊島も好きだったなぁ😉
閉鎖的で因習めいた雰囲気、
島の実力者が島民を牛耳る時代…
まさにぴったりでした…😅
可哀想なのがヒロインの大鳥サキさん👩
母子家庭で貧しくても、清廉なココロを
持っていたのですが…
高校の同級生でオトコマエ、
タツロウ君も実は彼女に想いを…
しかし島外からやって来たカネモの実力者が
町長になるや、その娘のマリコが女王蜂に君臨して…
取り巻きを引き連れ、大人の目の届かぬところでは
やりたい放題の苛めを…
その被害は最悪なカタチでサキに降りかかります…😢
タツロウ君が自分でなく、サキに想いを寄せている…
と知ると…
学校の倉庫に連れていき、取り巻きの男女に命令し
サキを凌・辱させます…オトコ2、3人に代る代る…😢
そして父に頼み、サキの母親からも仕事を取り上げ、
母子を傷つけたままで、島外へ追放します❗❗😨😓😒
そしてタツロウを…父の酒店を守ることが夢だった
彼を無理やり婿養子にして、次期町長に据えるべく
着々と計画を…そして15年の歳月が流れ…
昭和45年のある日、島に誰もが振り向く美人が…
新任の中学校教師のリホ先生…
ところがこのリホ先生こそが…復讐を誓って舞い戻った
大鳥サキ、そのヒトだったのです…😓😨
彼女は明晰な頭脳で、自分を辱しめる手伝いをした
元同級生女子2人を陥れ、さらに辱しめた男子1人を
追い込んで崖から転落させ意識不明の重体に
追い込みます…😓💦
しかし島は、マリコがカーストの頂点に君臨する
恐怖政治さながらの閉鎖的な社会…😓😨😱
マリコへの復讐の前に敵の本丸に忍び込み、
昔撮られた屈辱のネガを取り戻さねば…と云う所は
まさに「病院坂の首縊りの家」…😓😒
そのためにリホ先生はタツロウさんと、
担任をしているその息子をろう絡にかかります…
しかし驚異の記憶力を持つお手伝いさんの空木👩が
リホの前に立ちはだかります…😨😱
彼女は無事ネガを奪取しマリコに復讐できるのか…
まだまだお愉しみはこれから…というところです!😆
長々としたレビューにお付合い下さりお礼申し上げます!by 柴犬暮らし-
0
-
-
3.0
バレる要素満載
孤島の村人は団結しているイメージで、余所者を排除している様に思っていた。
この漫画もイメージ通りで、村長一家がカースト頂点に君臨しており、下民は人間以下扱い。
逆らえない女ボス猿にみんなひれ伏して、悪事も悪事と分かっていない状態。
過去の復讐の為に教師となり、赴任してきた主人公だが、もう少し下準備してきても良かったのでは?
無整形だし、髪の色も変えていないし、疑われる要素しかない。
メイクだけでは昔の面影が消えない。
復讐は良くない事と一般的には言われているが、この場合そうとは思えない。
村自体を解体し、女ボス猿は裁かれてほしい。by わいん7890-
9
-
-
3.0
NEW背景が非現実的
学生時代の主人公のサキに対して、リーダーのマリコやその周りの子たちは
とてもヒドイことをしたし、サキが復讐をしようとする気持ちもわかるけど、
大人になっても、マリコが絶対的な支配権を持っている状況はちょっと異常。
私もかなり昔の瀬戸内海沿岸の小さな町で育ち、瀬戸内の小さな島からポンポン船で
通っている同級生とかもいたけど、ある一人の人間が他の人間を「下民」におとして、
「島中の汚物の掃除」をさせたり、「食事は雑魚と雑草のみ」とするとか、
誰がどうやって強制するの?
マリコが24時間見張るわけにはいかないし。
田舎のこと、バカにしてません?by akobkk-
0
-
作家小田原愛の作品
Loading
レーベルストーリーな女たちの作品
Loading
出版社ぶんか社の作品
Loading
最近チェックした作品
?Loading



