【ネタバレあり】中学校狂師 ～カラス女は許さない～(分冊版)のレビューと感想（9ページ目）

ツッコミどころ満過ぎて

ついつい読んでます。
とある離島が舞台で、閉鎖された小さな社会の話。
高校生の時に、町長の娘マリコの命令で酷いイジメを受け、挙句に同級生達から性的暴力を受け、写真まで撮られてしまった主人公。母と二人暮らしだったが、母も理由もなく仕事をクビになり、仕方なく島を出ていく。そして十数年後にその島の祭りの様子が特集されたテレビを偶然みかけ、そこにマリコと最初に酷いあだ名をつけたタツロウが町長家族として映っていて（タツロウは町長ではない）、昔の復讐をすることを決意し、教師として島に戻ってきた主人公。

まずツッコミたいのが、本土から引っ越してきて、いきなり町長になって島民を牛耳れるのか？何話目かでマリコが「この島の町長は代々虎宮家の者が継ぐって決まっているの」とか言ってたけど、イヤイヤイヤ代々じゃなくてアンタの父さんが虎宮家で初だろう。
元々は、それこそ代々その島に住んでいて、町民にも慕われていた町長がいたんじゃないの？
何かにつけて、全てマリコが仕切ってる感じだし…町長出番なし。人権侵害に拉致・○禁。この島は治外法権の独立国家ですか〜？って感じです。

そして一番のツッコミどころは、登場人物がいつも同じ服装ということ。
マリコお金持ってるんじゃないの？(笑)

よき

復習の仕方が現実的ですきです。
堕ちていく住民を見てとてもスッキリしました。
ほんとにこんな島ありそう笑

復讐

復讐作品は大好きです
シンプルなお話なので
読みやすいです
ただ、島民の全員が
カラス女を思い出さないのは
整形でもしたのかな？
面影くらいはあるものだと思います

復讐があまり華麗ではないのが現実的

漫画特有の華麗な復讐というより、主人公の人間味が出てしまっているところが、どことなくブレのように感じる反面、現実的に感じる部分もあります。設定に現実味がないというレビューもありましたが、今でも「まさか、こんなことあるわけない」というような事件が実際にありますので、それほど設定は現実離れしていないと思います。本丸の復讐まで時間がかかるようなので、胸糞悪さが続きます。

最初から胸くそ悪いストーリーで主人公が不憫でなりません。
今後復讐が始まるけどマリコが落ちていく様を見届けたい。

狭い村社会で村長一家がボスに君臨する最悪な中、ある、きっかけから酷いイジメを受けて復讐のために島に戻る女性。整形も変装もしていないのにバレないと思ったの？と不思議に思いました。

女の世界は とても恐ろしいですね。いつのまにか カースト制度みたいな恐ろしい制度ができていますし、 それに逆らった人たちは心を ズタズタになるまでいじめられ、普通ならそこで自ら命を絶ってしまう。けれどこのカラス女と呼ばれている女は、復讐を決意。その復讐が果たしてどうなるのか。この世界がどう変わるのかがとても楽しみです。

復讐モノ

「美醜の大地」と設定は似てますね。主人公は閉鎖的な島社会で権力を持つ家のお嬢様に目をつけられ、母娘共々島を追われるはめに。その閉鎖性とお嬢様の狂気、そのサイコパスなお嬢様に逆らえない島の住民たち。昭和30年代でまだこんな状況がまかり通っていたとは思えませんが、何だかんだで続きが気になって読み進めてます。

閉鎖的な島社会。幼い頃からイジメを受け高校生の頃に島の有力者の娘マリコの指示で同級生らから酷い仕打ちをうけたサキ。島を出て再び戻って来たのは中学教師として。完全整形したとかならまだしも化粧などで綺麗になったサキに誰も気づかない…って無理がある。高校生なんて骨格などほぼ大人になってるからだいたい分かるよね〜。漫画と思って読んでもいろいろモヤモヤ。

復讐モノです。ストーリーは全体的に稚拙な印象。そもそも数年後に整形なし、メイクしただけで地元？に戻って、別人として振る舞うって、もう物語として破綻していると思う。