姥捨山の復讐老婆たち ~親を捨てた子孫を許さない!~
- タップ
- スクロール
あらすじ
明治初期、後妻として椎名家に入ったタマエは、貧しいながらも楽しく野良仕事に精を出していた。ある冬、70を超えた老人を山に捨てなければならないという村の掟「お山参り」に従って、夫が70歳になった母親と山に入るも、捨てきれず連れ戻ってきてしまう。椎名家が老婆をかくまっていることを見つけた隣のスギの密告で、一家は村人により皆殺しにされてしまう。そして、タマエだけが村の男たちの慰み者になるべく生かされて──?
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
元気
気が病むと病気になり、気が元に戻ると元気になると聞いたことがあります。タマエが嫁いだ家の家族もタマエも、体だけでなく心が健康なご家族でしたね。
どん底に落ちても自分で考えて行動する。特に女性が生きづらかったこの時代に、タマエは自分の人生を人任せにしない。でんでらの里で共感者が増えたのも、まっすぐに誠実に物事と接する姿勢からなのでしょうね。
心が少ししんどい時、この作品を読むと元気になります。新しい里でみんなどんな風に生きているのか。きっと絶対幸せだと信じています!- 0
-
4.0
読んでて、悲しかった。
明治時代にあったかもしれない話。
差別、偏見。
老人は穀潰し。
今ほど情報がないからこそ不確かな言い伝えとか、思い込みが人を狂わす。
はっきりした病名や対応がわからないからこそ怯える。
昔の人も伝染病で、苦しんだんだなぁ。
なんか今のコ◯ナのことを感じさせる話でした。by Ringピロー- 0
-
1.0
寒村で70歳まで生きるってすごい事だと思います。丈夫で精神もしっかりしていないと無理だと。捨てきれなくて戻ってきてしまうくらい良いお母さんだから、人間的にも良い人。敬われるべきではあれ、捨てられるべきではない。中には、捨てたくなるような老人もいただろうけど、一律捨てなくても良いのに。掟って融通きかないのね。自分だって自分の家族だって年とるのに…。
by ひのひのぽんぽん- 0
-
5.0
ひっどい話!!最初は可哀想すぎて読むのが辛い!
けど途中からまた凄すぎて、最初の惨劇を忘れる!笑
最終回が突然訪れた感満載だけど、ハッピーエンドなのか、、
わからないけど、まあ良かったかな?by えいじぇー- 0
-
5.0
壮大なストーリー
歴史物レディコミという雰囲気ですけど、ただ打ちひしがれている女性たちだけでなく、立ち上がる女性たちや、シスターフッド的な絆も描かれていて胸が熱いです。
by ジーン・ハワード- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0