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シンデレラみたいな話で、嘘のように彼は女性恐怖症だった。きっと原因は王妃だろう。拒絶する気持ちがいつしか女性恐怖症になってしまったのだろうなぁ。彼女は義母、義姉妹に虐げられても健気に耐えていた。神様はきっとどこかでみていてくれているだろうと。その通り、まさにお城に上がって扱いは酷かったけど、言われた事はきちんとこなす彼女にやっと幸運の訪れが…。誰が見ていなくても丁寧に掃除をしていたお陰で彼と出逢えた。彼にとってもその出逢いは衝撃的で運命を感じさせるものだった。彼は初めての触れることのできる女性だった。
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