[小説]呪われた令嬢の初恋
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あらすじ
「婚約者を死に至らしめる呪われた令嬢」――ルクール国ヒンデミット公爵家の長女グレーテは、婚約者が次々と不慮の死を遂げたことでそう噂され、周囲の貴族だけでなく両親と妹たちからも敬遠されていた。そんな折、公爵家に国王から縁談の打診が来る。相手は隣国アルテアの指導者の息子だという。王を喪って間もない小国であるアルテアは、ルクール国民から見下されており、妹たちは断固として縁談を拒否。結局、厄介払いも同然の形でグレーテが嫁ぐこととなる。侍女のレネだけを連れてアルテアへ向かうグレーテだったが、道中で馬車が事故に遭ってしまう。あわやというところでアルテアの騎士団に救出され、手当を施されてベッドで目覚めたグレーテは、一人の騎士が自分を膝に抱きかかえ、「もう大丈夫ですよ」と優しく囁いてくれたことを思い出す。そこへ件の騎士が見舞いに訪れ、侍女のレネや御者、馬も大事には至らなかったと教えてくれた。安堵したグレーテが名を尋ねると、彼は「エリク=ヴァレンタ」と名乗る。そう、彼こそがグレーテの婚約者だったのだ。その事実を知ったグレーテは、咄嗟に婚約の解消を申し出てしまい……。
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「婚約者を死に至らしめる呪われた令嬢」――ルクール国ヒンデミット公爵家の長女グレーテは、婚約者が次々と不慮の死を遂げたことでそう噂され、周囲の貴族だけでなく両親と妹たちからも敬遠されていた。そんな折、公爵家に国王から縁談の打診が来る。相手は隣国アルテアの指導者の息子だという。王を喪って間もない小国であるアルテアは、ルクール国民から見下されており、妹たちは断固として縁談を拒否。結局、厄介払いも同然の形でグレーテが嫁ぐこととなる。侍女のレネだけを連れてアルテアへ向かうグレーテだったが、道中で馬車が事故に遭ってしまう。あわやというところでアルテアの騎士団に救出され、手当を施されてベッドで目覚めたグレーテは、一人の騎士が自分を膝に抱きかかえ、「もう大丈夫ですよ」と優しく囁いてくれたことを思い出す。そこへ件の騎士が見舞いに訪れ、侍女のレネや御者、馬も大事には至らなかったと教えてくれた。安堵したグレーテが名を尋ねると、彼は「エリク=ヴァレンタ」と名乗る。そう、彼こそがグレーテの婚約者だったのだ。その事実を知ったグレーテは、咄嗟に婚約の解消を申し出てしまい……。
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みんなのレビュー
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かわいかったー
ヒーローが。
曰く付きの他国のヒロインをお嫁さんに迎えるのですが、このヒロインは今まで元婚約者を死に追いやったとして、両親から切り捨てるように嫁に出されます。ヒロイン自虐的です。
一方ヒーローは初め人となりはよくわかりませんでしたが、とりあえず紳士的でした。
でもね、最初の輿入れの時の馬車の事故から一目惚れだったんですって!だから尽くしてたのに、婚約破棄してくださいとか言われて、凹んでるんです!側近とのやり取りで、判明。
遠征から帰路に着き、精神が昂っていた時、ヒロインが婚約破棄についてお話にきちゃって、拗れつつもヒーロー報われる!ヒロインのお手を拝借!なかなか新鮮でした。
そしてこの時も、ヒーローは内心やばい暴走した!と猛省していたのをヒロインは冷めた?とちょっと勘違い。可愛い発言にヒーロー悶絶。好きなんやー。ヒーローかわいい!
終盤、ヒーロー仮死状態になります。ヒロインの転機で一命を取り留め、ヒーローはヒロインに心配をかけてしまったこと、ヒロインは愛する人を今度こそ死なさないで済んだことにお互いの気持ちが爆発!!!
またしてもヒロインの恋愛ビギナーズラック発言にヒーロー理性が飛ぶ。かわいいわー。ヒーローの発言ににやける。
満足ですが、もうちょっとヒロインの両親、兄弟との確執を掘り下げて欲しかった。結婚式も両親来てないってあんまりやーん!by 匿名希望- 0
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