【ネタバレあり】異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思いますのレビューと感想（9ページ目）

主人公は自分でものを考え行動出来て、計画通りに進むものかと思いきや、話を読み進むにつれ、結構思い込みがはげしいタイプだったみたいとわかってきました。主人公目線で読んでいると周りとのすれ違いが顕著になってきて、どういう事？と私まで惑わされました。
読み応えがあって面白いです。

ウィリアムー！

ウィリアムがかっこいい。見た目もちょっと腹黒いところも、全部まとめて素敵です！まさか主人公のお兄さんがシスコンだとは気がつかず！ちゃんと妹を大切に思う気持ちが妹に伝わるといいなー。

ヒロインは前世のならないように頑張れば頑張るほど、彼のヒロインに対する好意は上向きになるしかないわけで、早くラブラブにならないかなーと思ってしまう。

面白そう

無料で読める分を一気に読んでしまいました！面白いです。在り来りな転生ものではなくて、ちょっと拗れた感じか読んでいて楽しいです

面白いんです、が

ゲームの王女に転生して、暗〇されるバッドエンドを回避しようとするお話。
始めの頃は面白かったです。妾の子で王妃の子供に虐められているも、義兄はヒロインのことをそんなに嫌ってないかも？と感じさせる表現とか、作家さん上手と思っていました。

でも隣国に嫁いでから使用人の苛めに対する王太子の対応は…鬼畜とか、腹黒ではなく、恋愛に疎い訳でもない。
騎士達が恐れるほど策士だろうし、他人の心理だって読めるだろうに…ナニアレ？
無理があるんじゃないかな？

自国の王太子妃になる人に、食事を出さなかったり、毒をもったり、処刑されて当たり前。それを簡単に許してしまう。後から退職をさせたり、配置変えをしたと回想のように出てきますけど。
細かい所も(ええぇ？)と感じるところがあったり。

ヒロインの悪い噂、虐めの首謀者は、あそこに繋がるんだろうなって匂ってますけど、なんか回り道して話を延ばしているように思えます。
絵もキレイだし、もっとストレートに進めたほうが良いように思います。(100話越えか…)ちょっと読む気が消えてきました。

気付いたら物語やゲームの世界で、自分は物語の悪役令嬢に転生してて、このままストーリー通りに進むと、断罪されてコロされる。なので、自分はコロされない様にヒーローと物語のヒロインの恋路を応援、自分はフェードアウト、こういう話、いくつか読みましたが。大体、悪役令嬢は、ヒーローに強く執着されて溺愛されてるパターン。この話では、ヒロインの性格が良くて可愛いのが違う所かな。代わりに周りのメイドや騎士が、主人公に嫌がらせするんですが。溺愛してるヒーローが、それは、ほったらかし。食べる物さえ困って雑草食べてるのに。毒殺されかけても、メイドや騎士の処罰は甘すぎるし。そこだけは、納得出来ない。それと、聖女なのに、魔獣の瘴気は治癒出来ないって。そんな聖女居るのか?何かのフラグ?と思ってたら、主人公の薬で治癒出来るんですね。無理矢理感が。

実家で家族に虐げられて政略結婚したらそこに聖女が現れて…実はゲームに転生してた…みたいな話最近よくありますよね…どれがどのストーリーだったか忘れちゃうくらい。親、家族、周りから意地悪されるとこは読んでてしんどいです。

運命を回避すべく健気に頑張るフェリシアは可愛いと思います。それに反比例する彼女の置かれた状況が、、、(王太子もどこか愉しんでいるような感じです)。

大好き

切なくて切なくて、毒を食べて聖女に毒を食べさせないようにスプーンを振り払うけど疑われて取り押さえられて、王太子はいじめられてるの気付いてるのに、ご飯もらえてないところとか肝心なところで全然守れてないし、後悔してるし...あぁ、文章力がなくて口惜しい。大好きです。

いろいろ含みのあるウィリアムには興味津々♡で、これから彼の本心や展開がすごく楽しみではあるけれど、
前世の記憶があるにも関わらず、舞踏会で聖女と踊って、非難を浴びて、食事も出されなくなるって…
バカ過ぎて、フェリシアのこと好きになれない…
不幸だとしても、性格に可愛げのない主人公に、読者は共感もできないし、興味をもてない…