【ネタバレあり】[小説]夏休みのレビューと感想

兄弟の執着愛。

ほぼ最初から最後までエロシーンのみです。

友人の一弥から告白されたのをきっかけに、兄・琢磨と弟・隼人から狂愛を向けられる悠斗。

BL小説なので、お互いに愛があれば血が繋がっていてもまぁ許容範囲なのですが、終わりまで攻めの二人の無理矢理な行為と愛情の押し付けしかなく、躰の快楽を覚えてもそこに悠斗の方の二人に対する愛は感じられないんですよね。

終いにはその禁断の関係に一弥まで加わり・・
親が戻って来る夏休みの終わりを待ちわびる悠斗ですが、このまま快楽に流されていってしまうのでしょうか。

悠斗が不憫で兄弟には不快感を覚えますが、お話はしっかりしていてどんどん読み進めてしまいました。

お手軽な値段で、スッキリまとまっていて読みやすかったです。近親系はちょいとやっぱり苦手だったので星4つ。