ウォーターリリーさんの投稿一覧

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評価1 2% 3
1 - 10件目/全36件
  1. 評価:3.000 3.0

    読み応えはあるんだけど辛すぎて…

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    皆さまのレビューでヒロインがかなり辛い目に遭うのは覚悟していたのですが、ここまでとは思っていませんでした。

    王の娘なのに妾腹ということで幼い頃から召使い以下の扱いを受け、挙げ句に戦勝国バルディンの皇太子に人質代わりに嫁ぐことになったティナーリア(ティナ)。
    夫となるキースファルト(キース)は大事な恋人がいるからとティナには取り合わず、貴族達には見下され、召使いには金子を横領され与えられるのは質素な食事のみ。生国から付いてきてくれた侍女のマリーだけが唯一の味方。

    ここまででも読んでいて充分キツいのに、これでもかとヒロインを待ち受ける辛苦の数々。
    でも実はキースはティナの初恋の相手で、想われなくても近くにいられるだけで幸せと感じているいじらしすぎるヒロインに涙。

    ティナに心中では惹かれながらも悪女の後妻に溺れる父王を反面教師に冷たい態度を崩さないキース。

    更にスパイの疑いをかけられたり、嫉妬したキースに乱暴されたり、果ては隣国から攻め込まれたりとこれでもかというほどの目に遭うティナが気の毒すぎる。
    そしてキースへの愛故に我が身を犠牲にするティナ。
    キースと側近のライオネルが真実を知って後悔しまくる辺り「遅いんだよ、バカ(怒)」と腹を立てつつティナの健気さに泣けて仕方ありませんでした。

    もちろんハッピーエンドです。そして長めの番外編の甘々なお話の数々が辛さを上書きしてくれているので多少気分は落ち着きます。
    番外編のキースは人が変わった様にティナ溺愛を見せつけてくれてます。じゃなきゃ許さんわ。

    • 57
  2. 評価:5.000 5.0

    ポイントは高めだけどオススメ。

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    「毒花」と評される公爵令嬢レフィーナは、婚約者である王太子レオンの想い人・侯爵令嬢ドロシーに対する暴言の数々を咎められ婚約を破棄されます。
    挙句公爵令嬢の身分を取り上げられ、王宮で侍女として働く羽目に。

    実はレフィーナは前世で病気の妹の命を救ってもらう代わりに、神と「神の愛娘」であるドロシーとレオンを結び付ける契約を交わし、この世界に転生した元日本人だったのです。

    悪役令嬢を演じる必要のなくなったレフィーナは今度は侍女として生き生きと働き始め、元々が優しく思いやりのある性格の為周りからも好かれていきます。

    悪役令嬢転生ものって大概婚約者は顔だけのアホだし、恋仲になる女の子は品が無くて性格が悪く、もろアンタの方が悪役やろ!って子ばかりですよね。
    でもレオンもドロシーもとても良い人たちだし、同僚の侍女たちも優しくて、令嬢→侍女落ちしたレフィーナに悪意を向けるのはほんの一握り。しかもわりとあっさり退場してしまうので嫌な気分になることもほとんどありません。

    令嬢時代に犬猿の仲だった副騎士団長のヴォルフとの恋、前世の妹との切ない対面、誘かい事件、ヴォルフの生い立ちに絡むゴタゴタ等々退屈することなく読み進められます。
    レフィーナの能力(一度見たら再現出来る記憶力)を活かす場面がほぼ無くて、消化不良気味なのがちょっと残念。
    絵柄はわりと好きですが、女性の髪型がイマイチ。特にレフィーナの髪型がボサボサした感じで、侍女時代はいいとしても今ひとつご令嬢っぽくないのが気になりました。
    でも幸せなエンディングで買って後悔無し!

    • 12
  3. 評価:5.000 5.0

    当たりです!

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    アンソロジーは読みやすくて手軽に楽しめるのがいいですよね。
    面白くて全話読んでしまいました。
    以下、さらっとネタバレさせていただいてます。

    〈1〜3話〉
    5歳になると何某かの『加護』が与えられる世界。
    『暗殺』の加護を与えられた侯爵令嬢ミレーヌは家族にさえも疎まれているが、その立場ゆえに命を狙われている王太子ロイクに見込まれ契約上の婚約者になります。
    悪意を察知するミレーヌ(腕も良い)と実際に手を下すロイクの2人が息ぴったりで微笑ましい(物騒だけど)。
    画はこのお話が一番好み。

    〈4〜5話〉
    乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことに気付いた伯爵令嬢のエマ。
    攻略キャラである王太子と結ばれる妹を妬み、命を狙った挙句断罪される…というストーリーを回避する為、魔力の高い孤児レイフを護衛とするべく引き取る。
    8才差の年下男子の執着愛がちょっと怖くもあります。

    〈6〜7話〉
    公爵令嬢アレクシアは、王太子から聖女を虐めていると有らぬ因縁をつけられて婚約破棄を宣言され悪役令嬢の誹りを受けます。
    が、『悪役令嬢』こそ自分の役割なのだと俄然張り切るアレクシアの活躍が爽快でスカッとするし、アホでちゃらんぽらんな王太子があらら〜な羽目に陥るのも面白い。
    聖女はまだしも、ヒーロー役の執事リュクの秘密におぉ・・
    特にスッキリと笑いを味わいたい方にはこれオススメ。

    〈8〜9話〉
    家系的に竜を打ち倒せる拳を持つ男爵令嬢レマニュエルは、パーティで婚約者である伯爵家の三男カンドーの面目を潰したとして婚約を破棄されます。
    自分の力が異常なのかと落ち込み、自信を無くしたレマニュエルを執事ミエーレが励まします。
    竜退治の拳は伊達じゃない!可愛いのに格好いいレマニュエル。ミエーレも隠れ超イケメンです。

    〈10〜11話〉
    伯爵令嬢ターニャは婚約者である侯爵令息ユスの恋人モーラを虐めたと言いがかりをつけられ、「ガリ勉ブサイクびん底メガネ」と罵られて婚約破棄を言い渡されます。
    そんなターニャに伯爵家顧問のナイゼルはターニャ自身にも非があることを気付かせた上で、ユスとモーラに対するリベンジを持ちかけます。
    このお話も気持ちよくざまぁしてみせてくれますが、残念ながら画が今ひとつ。


    やっぱり悪役令嬢ものは良いわ。
    満足です。

    • 10
  4. 評価:5.000 5.0

    ありがちだけど、それだけじゃない感。

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    ヒロインは交通事故で亡くなり小説の中の悪徳令嬢アリシアにに転生。
    アリシアは主人公である隣国王太子に横恋慕し、小説ヒロインの王女の命を狙って最後は処刑される…
    というのが小説のストーリー。
    始まり方は既視感たっぷり。

    男主人公の相手役が実は悪女ってパターンが多い中、男主人公が一方的にアリシアに惚れて、バッドエンド回避の為逃げ回るアリシアへの逆恨みから罪をでっち上げるっていうのはちょっと新鮮かも。

    処刑寸前に突然求婚してきた騎士団長フリーデリックの好意を信じられず、辺境での束の間の平穏な日々に心癒されるながらも1か月後に命を断つ決意を秘めたアリシアが不憫で…
    それでもこの後、前世の看護師の職を生かした活躍をしてくれそうだし、隣国のクズ王太子に嫁ぐ王女の今後と、不器用口下手なフリーデリックの片想いの行方も気になります。
    絵が美しいのもポイント大。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    1話ずつが短いので気になるお話だけでも

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    全話購入しました。
    虐げられたヒロインがハイスペック男子に溺愛されるパターンが好物なんです。
    内容をざっと書かせていただきます。

    〈1〜2話〉
    狐目のせいで周囲から疎んじられている令嬢が公衆の面前で婚約破棄された挙句、野蛮な国と言われる小国の第三王子と政略結婚させられる羽目に。

    〈3〜5話〉
    容姿が家族と全く違う為、出来損ないと呼ばれ使用人扱いされている伯爵家の妹娘は王太子と婚約させられる。
    仮面を付けた王太子の素顔は謎で、今までの婚約者は皆急逝しており、呪われているのではと噂されている。

    〈6〜7話〉
    終戦後の2つの国の若き王と10歳上の隣国の王女が和平の為、政略結婚で結ばれることに。
    王女を迎えた王は形ばかりの結婚だと冷たい態度を見せるけれど、王女には実は目を合わせれば相手の心の声が聴こえる力があって・・

    〈8〜9話〉
    真実の愛を見つけたからと王太子から婚約破棄を宣言された胃弱な令嬢。
    元々王妃などストレスに弱い自分には務まらないと喜んで受け入れるが、今度は王太子の従兄弟の麗しい次期公爵からプロポーズされる。

    〈10〜11話〉
    無表情で「人形聖女」とあしらわれている平民出の聖女。
    婚約者である王子に婚約を解消され、伯爵令嬢を新しい聖女&婚約者にすると告げられる。
    人形聖女は忠誠を捧げる従者と共に国外追放になるが・・

    もちろんどのお話もハッピーエンドです。
    1話が短いので読みやすいですしちゃんとまとめられていますが、2つ目のお話の呪い?の正体が分からずじまいなのがちょっとモヤモヤ。
    私は3つ目のお話が好きです。
    心の声が聞こえなければ王の態度には悲しくなるところですが、とにかく昔からひたすら王女様LOVEが溢れている心内には笑えます。

    ご購入の参考に。

    • 9
  6. 評価:5.000 5.0

    大好き!

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    いい人がいっぱい。優しい人がいっぱい。
    泣けて笑えて本当に幸せな作品です。

    女子だけ(?)で創設されたプロ野球チームが闘いながら成長していく物語です。
    「甲子園の空に笑え!」の広岡監督に加え、ライバルだった高柳監督もチーム運営に参加してくれるのも嬉しい。

    メンバーも皆んな個性的ですが、エースの瑠璃子ちゃん(オカマ)と、人気球団のエースを夫に持つ好打者の紘子さんの生き様が中々に波瀾万丈。

    お気楽な様でいても、それぞれに悩み苦しみ一生懸命練習に励み努力して優勝という目標に突き進んでいくチームの姿は感動的です。

    笑いどころも多々あって、懐かしのプロ野球選手達(名前は少々変えられてます)や、宝塚風のド派手な応援団、瑠璃子ちゃんのお仲間のオネエさま方等楽しませてくれます。
    とにかくお薦めの一品です!

    • 5
  7. 評価:3.000 3.0

    うーん・・

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    お話のあらましはあらすじを読んでいただければ分かると思います。
    ちょっとしたことで意地を張ってしまって素直になれない両片想いカップルのお話です。
    最初は、これ幸いと手のひらを返した様にジーナに愛を語るカルロの姿に頑張れーと応援していたのですが、なんか途中からエロ漫画か?みたいな展開になって来て。
    このお話にエロは求めていなかったのでびっくり。
    カルロが記憶のない(設定の)ジーナにぐいぐい迫って、身体だけが目当てなわけではないんだろうけどかなり幻滅。
    記憶がないからこそ大事にしてあげて欲しかったな。
    とりあえず配信分は読みましたが、今後もこんな調子ならちょっと読む気が失せるなぁ。

    • 6
  8. 評価:3.000 3.0

    嫌いじゃないけど…

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    まだ途中までしか読んでいないんですが、これ本来韓国が舞台ですよね。設定を無理矢理東京に変える必要性があるんでしょうか。風景・食事等に違和感ありまくりでモヤモヤします。

    内容は三角関係にこれからなるのか?という感じ。
    主人公の友は幼馴染のモテ男・類のことが好き。
    類は女の子と途切れなく付き合っているくせに、友に自分の知らない親しい人が出来たと知ると不機嫌になる。
    オンラインゲームで知り合った恭介と仲良くなった友は自分だけに優しい恭介に心が揺れ、恭介に対する気持ちをを計りかねる。
    イケメンだけどどうやら危ない職業の幹部らしい恭介も友のことを恋愛感情から構っているのかまだよく分からない。

    タイトルの「相思相愛」が友と誰のことを指しているのか気になります。
    職業はアレだけど大人で包容力がある恭介と上手くいって欲しいな。

    • 6
  9. 評価:5.000 5.0

    さすがの川原泉様。

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    川原先生の作品はどれも好きだけど、私にとって「笑うミカエル」は最高傑作のひとつ。
    超お嬢様学園で出会った文緒・柚子・和音はお互い根がド庶民の猫かぶりと知り意気投合。
    相変わらずの独特なぽやや〜んとした世界の中、起きるお嬢様失踪事件。
    ちょっとしたイタズラで超パワーを手に入れてしまった3人が図らずも事件解決に挑む羽目に。

    3人娘がみんな個性豊かで、それぞれにナイト的な人物が側にいてくれるのが良い。
    合間合間ににやにや笑いがこぼれますが油断することなかれ。
    ほんわかした絵に騙されがちですが、『オペラ座の怪人』は号泣です。

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    待ってました!

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    私も他社の広告で気になり、無料分だけ読んでいました。めちゃコミで読めるようになってありがたいです。
    ヒロインは伯爵令嬢のニコル。
    婚約者で侯爵家嫡男のケイオスは幼馴染のキャロライン王女に常に付き従っていてニコルのことは放置気味。
    行商の市に1人で出かけたことをきっかけにニコルはおひとり様の楽しみに目覚めていきます。
    ケイオス?はい、どうぞご自由になさってとばかりのニコルの態度に遅ればせながら自分の非を悟り、慌てふためくケイオス。
    ざまあみろと思うのは悪役令嬢もの好きだからかな。
    ケイオスは本音はニコルのことが好きなのに、とにかく不器用すぎ。
    いかにも王族然としたキャロライン王女も意外とポンコツで、同じ生徒会仲間とのやり取りには笑えます。
    学友達の勘違いも錯綜してますます絡れ、さてさてケイオスはニコルの心を取り戻すことが出来るのか。
    14話まで読ませていただきましたが続きも楽しみです。

    • 3

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