【ネタバレあり】そして、気づくのレビューと感想（5ページ目）

スッキリ

何となく想像出来るストーリーではあるけれどそれぞれのキャラがちょうど良くて話もスッキリしていて読みやすかった。
本当にこんな魔法があれば良いな。
最後の場面、瑞希がネックレスを付けて総一郎と会話していたのは何故？？
ネックレスをもらってから死後の世界に戻ったのではなく？
そこだけが理解しきれなかった。

すごく短いお話でしたが言いたいことは伝わりました。
後にどう生きるかは自分次第ですね
分かってはいるものの…

素敵なお話ですね。
ラストは三年前の病室ですよね。
本来の三年前と違うのは、奥さんが亡くなった三年後にご主人が贈ったネックレスを着けていること。ご主人の想いは奥さんに伝わっています。

私の妻は癌で亡くなりました。
私達も結婚生活は短かったけど、本当に充実してお互い幸せでした。この幸せはずっと続くと思っていました。私達夫婦は、総一郎、瑞希の2人と重なるところが多々あり、何ならプロポーズのあたりまで同じような状況でしたから、この物語を読んで物凄く泣きました。

奥さんが亡くなってから三年…なかなか立ち直れない旦那さん
奥さん愛されていたんですね…
２人の愛が素敵でした

忘れてはいけない。

普段、あまり考えないが、人はいつかは必ず死んでしまうということを、忘れてはいけない。
そして、だからこそ、生きている今を大切にしないといけないのだ、と。

この物語のようなことは、現実には起きないから、大切な人に感謝を伝えよう、愛を送ろう。

そして、悲しくても生きてる私達は前に進もう。

ありがちなファンタジー

よくありがちなファンタジーな気がしたけど、とても気になり最後まで読みました。不思議な力で何故か蘇るけど限られた時間しか過ごせないけど、気になっていた人を元気づけることが出来て希望を持たせることが出来て良かったと本当に思いました。

最愛の人が亡くなって、あらためて気づかされることはたくさんあるのだろうと思います。突然の別れはやってくるもの。でも、こんな風に願いが叶えられたら、気持ちの整理がつけられるのかもしれないですね。

凄く切ないけど、妻の気持ちがわかるからこそ旦那には幸せになってほしいなど思います。泣けちゃう作品でした。

是非最後まで読んで欲しいです

予想通りの結末ではあると思いますが、ひねってない分ストレートに心に響きます。
切なくて悲しくて、でも暖かいラストで…
大切な人を失った経験のある人は少し心が救われるんじゃないかな。
読んだ後、今でも大好きで大切だけど逢えなくて触れなくて悲しくてつらいけど沢山幸せな時間をくれた人にありがとうってお線香焚きました。