【ネタバレあり】魔鬼のレビューと感想（44ページ目）

興味をそそられる

悪魔と近親○○でドキドキさせられる内容です。
絵も綺麗で中世を美しく表現していると思います。バッドエンドが予想されますが、それでもいい！と思えてしまいます。

現在81話まですべて購読した上で

先に結論を言いますと、個人的には大好物です。性癖に突き刺さります。
抉るような暴力性のある魅力を持った作品ですが、難点も多い。
私にとっては☆5を突き抜けますが、一般的において☆3に留まるのも容易に理解できます。

・日本人向けでない
ファンタジーものとか、中世の西洋文化とか、自分とかけ離れた舞台に慣れている方なら別かもしれませんが、日本人の感性に突き刺さるにはちょっと複雑すぎる気がします。貴族の暮らし、男女の格差、貧富による妄執。日本に生きているだけでは想像するのも難しい事だらけかもしれません。
・感情が複雑すぎる
昨今の日本は「如何にストレスを受けず、自分に都合よく生きていけるか」を突き進んでいるように思うので、そう生きてきた方々にはたぶん響かないかな。サディスティックでもあり、マゾヒストでもあり、加虐体質であり、悲劇ぶったりもする。外国は日本よりずっと感情の振り幅が大きく、それゆえの感性といえるでしょうけど、起伏の少ない日本人には理解できない類の激情で渦巻いています。これを自分なりに噛み砕いて解釈が出来る想像力をお持ちの方は、自分なりの楽しみ方を見つけられる気がします。
・背徳的、嗜好的な要素が多い
姉弟愛、異種族愛。しかも悪魔。そんなものと交わる女、なんて、聞く人が聞けば憤慨モノでは？と思いますが、単純に作品として見れば、個人的にドツボでした。ひたむきで純粋な悪魔。それでいて嵐のような激しい妄執を注ぐ弟。それを怖れ、実の弟である罪悪感に畏れ、その根底で痛ましく慕って欲しいと切望する歪んだ姉。それだけで複雑なのに、さらには前世まで関わってきて情報が渋滞状態ですね。でもその、複雑にからまりすぎて解けなくなった、捨てるしかない糸みたいな二人の愛憎が、痛ましくて見ていられないのに、どうか救われて欲しい、愛情で満たされて欲しいと願ってしまうんです。

長くなってしまいそうなのでこの辺にします。
普段から活字などで登場人物のあれこれを想像する楽しみがある方には、とてもオススメ。
苦手な方はこれを機に是非とも想像してみていただきたい。単純明快なだけではないんですよね。「愛」って。

作り込まれてる

絵がとても綺麗です。話もよく練られており、今後の展開がとても気になります。クレチマンって？悪魔って誰？何のために贈られた？先が気になって課金して読んじゃいました。

謎だらけ

編集者のおすすめの中に入っていた一作だったので、私もススメられるままに。。
81話まで読み進めているんですが、ヨハネスがディコメンの末裔の母によって甦らされた悪魔で、一途にイネットを思うのですが、ヨハンの中には生前の記憶があって。。
私は一読しただけでは内容が理解できなかったので、何度も読み返しているところです。。謎は深まり複雑な話なので、点と点がつながっていく過程が楽しめる作品です。

不思議な世界

刹那的で官能的で、独白で進む甘美だけど息苦しい物語。呪われた公女は救われるのか、悪魔に飲み込まれた弟は救われるのか。2人はどこに進んでいくのか。

うん

まだ無料分を読んでいる途中だけど、ヨハンが悪魔になった姿が、なかなか怖い(笑)ここからどういう話の展開になっていくのか…

無料でちょこちょこ読みました。絵が私好みで良い感じです。話も面白くなってきたのですが、主人公にイライラ、、本当の姉弟だし、なんだこれと思います。最後ハッピーエンドになるのか想像がつきません。

1話ずつ無料分を読んでますが、読み返しながらじゃないと私の頭ではなかなか理解できず。生まれた時から双子の片方が人ではない生き物だったようですけど、その要素が今後どんなふうに影響してくるのか全くわかりません。登場人物も馴染みのない名前なので、顔が一致しない…これは私の頭の問題ですけど、相関図とかあるといいな。

禁断の愛のストーリーで、主人公とヨハンに様々な想い、感情が絡み合っているようでした。最新話まで読んでいませんが、一度に理解できるものではなかったため、何度も読み返しながら進めています。絵が綺麗でお気に入りの作品のひとつです。

とても難しい話

話がやや難しいため何度も読み返したり、他目線で見ると全く違う感情になり、手のひらを何度も返してしまう作品だと思います。
近親恋愛、虐待、過去の業など、読み進めて行くごとにただの近親恋愛の話では無かったと思う作品だと思います。
この先も気になるので読み続けます。