みんなのレビューと感想「ケーキの切れない非行少年たち」（ネタバレ非表示）（235ページ目）

かなしい

犯罪者のなかには知的に問題がある人が多いのかもと思ったら、少し犯罪者を理解できた気がします。なにか対策がとれないかなと思います。

漫画の方が

小説版で先に入ってだので漫画版は映像になるとこうなるのかと思いました、ありきたりだけど、産まれる環境、親は選べないって　胸を締め付ける現実切ないです

無料部分までだけど

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せっかく少年院でまともになったのに、社会に出てまた犯罪をおかしてしまうという話？
救いようはないのかな？

原作は書店で平積みになっているのを何度も見かけていて、興味はありました。
こういった内容の書籍もコミカライズされる時代なんですね。新書よりもさらに気軽に読めて便利です。
描写は淡々としていますが、なかなかにヘビーな内容でした…

書籍の方は知っていましたが、漫画の方を読むのは初めてでした。
実話のようなストーリー展開でとても面白く読ませていただきました。

タイトルに惹かれて

昔、刑務所の近くに住んでいましたが、塀に囲まれていてもちろん中を窺うこともできず。こういった内容はなかなかないので、興味があり読みはじめました。育ちからくる歪みもあるとは思いますが、被害者からすればそれがなんだと言い立てたくなり、、、でもこの漫画を読むと加害者の生い立ちも丁寧に書いてあり、理解できることも多くあり、、、難しいですね

ケーキを上手に３等分出来ないのはなぜか？
読みながら考えました。当たり前を当たり前に出来ない少年はどうなるのか？考えました。

どこにでもいる人達

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小学生の頃からこう言う人たちはいました。
大人になって、社会に出ても一見普通に見えて、でもよく話すとこういう人達だなと言うことがありますよね。
一番驚いたのは、作者が少年院に赴任すするまでこうした人達が見えてなかった事です。住む世界が違ったんでしょうね。

こちらの方が丁寧な描写

子供を殺してくださいという親たち　よりも人物の心理描写が丁寧に感じます。
精神疾患の方が全員犯罪をするわけでは無く差別を助長するというレビューが多いですが、添える言葉が足りず当事者家族の方達の反感を勝っているのかなという印象で、助長する意図は特に感じません。

腐った悪は収監し続けるしか無さそうに思いますが、上手くコントロールできず世間に馴染めないこういった方は医療で助け何とかしてあげたいと思うのは自然な気持ちです。
その誰にでもありそうな自然な気持ちをくすぐります。
もどかしさ、難しさ、悲しさ、色々と複雑なテーマをよく描かれています。

生きづらい人への理解を深めて寛容で優しい社会にしたいですね。
かく言う私も物忘れが激しいですが、こういう人はそこらじゅうに居ます。
昭和のように責める、責任追及するだけの正義感を、せめて若い世代からでも減らして行きたいものです。
これを読んでみんなで肝に命じましょう。

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ニュースで重大事件の加害者が精神疾患患ってる…という言葉を見る度に憤りが隠せない部分もありますが、先天的な脳の発達なのか後天的な育てられ方の問題なのかで、見方は変わってきます。
先天的な場合は、どのようにするのがいいのかこちらの作品読んでもなかなか答えは出てきませんね。
ただ、ニュース見る上での参考になります