4.0
一昨年あたりの話題作。
原作も読みましたので、内容は理解しておりました。
非行や犯罪に走る少年が発達障害で適切な療育を受けずに育ったケースが多いと言った内容だったかと思います。
淡々と進むストーリーは大変読みやすいです。
ただし、この漫画に限った事ではないのですが、細かい文字が全く読めないので、拡大できるようになりませんでしょうか?
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一昨年あたりの話題作。
原作も読みましたので、内容は理解しておりました。
非行や犯罪に走る少年が発達障害で適切な療育を受けずに育ったケースが多いと言った内容だったかと思います。
淡々と進むストーリーは大変読みやすいです。
ただし、この漫画に限った事ではないのですが、細かい文字が全く読めないので、拡大できるようになりませんでしょうか?
正確に伝えていくために説明文を入れると、文字数がかさんで読みにくいのかもしれませんが、可能なら文字を拡大できると助かります。
人間として成長していく過程で、軽度知的障がいがあると犯罪をおかしてしまう可能性も増える(かっとなっての犯行等。)ならば、普段から生活上でサポートの体制が整っていてほしいけど、
そもそも親が子どもの軽度知的障がいを認めたくないケースもあるようで、難しいのだろうか。
考えさせられます。
それでも、犯罪は犯罪なんだから裁いてほしい。
年齢が達してないから?発達障害が疑われるから?
その理由で減罪されるなら、被害者の気持ちはどこへいくのだろう。
人間の発達障害は先天的にもある。進んだ医療で、本来なら産まれてこれない命が助かる現代。
人間が自然界の摂理をいじくりまわすと、色んな歪みが生じる。
息子が知的障害児なので
なんとなく興味がわき読みました。
息子は知的障害としては重度なので
回りの手が常にあります。
でも、普通に話せて、ある程度
生活能力がある、でも
対応出来ない所は出来ない。
そういった子は周り理解してもらうのが
なかなか難しいですよね。
目を背けちゃいけない問題です。
感想は読む人によって分かれそうです。
勉強になったりタメになることも
あるとは思いました。
でもその一方で
少し不安な気持ちにもなりました。
ただでさえ
生きづらさを抱えて生きてる人を
さらに追い込むようなことにだけはならないでほしい。
精神科に現在通ってる方や
調子が悪い方が読むのも
あまりおすすめしません。
視野がせまくならないように
広い視野がたぶん必要になってくる。
「一緒にしないで。」と泣きそうになる人。
「自分もこれ(犯罪者)と同じなの?」と無関係なのに傷付く人。
そういう人が出てこないといい。
あくまで個人の感想です。
ケーキを三等分できないってことは、小さい頃からホールケーキを食べる習慣がなかったってこと?故に愛情不足で非行に走ったってことかな?と浅はかな考えで読んでみて衝撃を受けました。
なるほど、そうなんだ…でもそれはそれでほんとに切なくて辛い。
最近はよく病名がつくようになって、それがいいことなのかそうじゃないのかって考えさせられますが、その子に合った療育なり環境なりってほんとに大切なんですね。
子育て中なので、すごく考えさせられます。
原作は、新書。
少年院に収監される少年たちの中に軽度の知的障害を持つ者が多いことに着目して、認知能力を改善するためのプログラムの必要性を論じた本であるらしい。
(申し訳ないが、未読。)
作品の性質上、当然と言えば当然だが、少年院の少年(女性も含む)たちの記録が、淡々と綴られる。
だが、退屈という印象はなく、不思議と読ませる。
このあたりは、この漫画家の特質かもしれない。
決して「上手い」絵ではないが、なかなか豊かな表現をする。
また、この漫画の作者は、他の作品も含めて、エンターテイメントのための過剰な演出はしない、と心に決めているような印象を受ける。
賛否あるだろうが、私は、その姿勢を支持している。
「現場」をリアルに描こう、という志は、この人のどの作品でも徹底されており、大したものだと思う。
気になった点は、二つ。
ただし、どちらも原作段階の問題であり、漫画の問題ではないのだが。
ひとつは、タイトル。
個人的には、好きになれない。
新書を売るためにインパクトのあるタイトルを、というのはわかるし、事実、それが成功して本は売れたわけだ。
しかし、穿った見方かもしれないが、「ケーキを3等分することも出来ないんでっせ、ヤバくない?」というような、少年たちの知能の異常性を見世物的に扱ったような印象を受けて、ちょっと、首を捻った。
作品の中身を見れば、全くそんなことはないのだけれど。
もうひとつは、「軽度知的障害」という設定だって、所詮は誰かが決めた恣意的なボーダーなんじゃねえの、ということだ。
少年犯罪と認知能力の間には相関性があり、認知能力の改善が非行の抑止になり得る、という原作の主張に基づいて、この漫画は描かれている。
しかし、その根本のところを、私はイマイチ信用できなかった。
それは事実であるかもしれないが、事実の一部でしかないと思うからだ。
例えば、少年犯罪と、残酷な描写のあるホラー映画の影響が結びつけられる、というのとそう変わらないレベルの、眉唾物の話だと言ったら、さすがに失礼だろうか。
こんな考えは希望がなさすぎるかもしれないが、ホラー映画を見て凶悪犯罪に走るような人間は、別にジブリを見たって同じだろ、と私は思う。
ちなみに私は、残酷な描写のあるホラー映画、大好きですけどね。
自分の弟もこの作品にでてくる少年たちのようにグレーゾーンなので似たような経験があり、何度も警察のお世話になっているので他人事に思えない作品でした。常日頃から思っている事なのですが、大人になるにつれて重い障害をもつ人よりグレーゾーンの人の方が生きにくい世の中なのでは?どうしたら弟のような子たちが生きやすい世の中にできるのでしょうか?このような作品を各学校の図書館等に置いていただいて、この作品のような子たちも世の中には存在する事を少しでも理解してもらえるとありがたいですね。
難しい内容なのでこれと言う感想は出てきませんが、知的障害・発達障害・被虐待があっても、犯罪を起こさない子供はいるので、
障害児・被虐待児の犯罪の起こす起こさないの違いは何かを見せないと、ただ短絡的に障害者=悪と受けとめる方がいると思います
読む前に障害や虐待についての基礎知識を頭に入れて読んで欲しいと思います
あと…これが1番言いたいことですが、1話が値段の割に短いです
原作本は話題になったこともあって、漫画化が気になってました。
軽度知的障害…生きづらさ…
本人さえも気が付いていない発達の障害があり、犯罪に落ちていくことの予測ができない、、、適切なサポートが受けられず二次障害も起こしてしまう…
発達障害の理解をこういった作品で世間に広めていって欲しいとは思います
しかし、字が小さくて読みづらい!
そして運営側の問題ですが、価格が高い!一気読みしたかったのに残念です。