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相沢はどうするのか?
20年前、中学生の時にクラスメイト達から壮絶ないじめを受けて不登校になった相沢。主犯の鈴木は35歳現在エリート銀行マンで性格は変わっておらず、同窓会で久々に再会した相沢にイジメられる方に原因があると言い放つ。
現在、教師の相沢が赴任した中学に自分の娘が在籍しており、いじめにあっている事を鈴木は知らない。相沢にはいじめを助長したり見て見ぬふりをして復讐するのではなく、加害者の娘であっても見捨てない道を選択して欲しいです。ものすごく葛藤があると思いますが娘は良い子そうでいじめに苦しんでおり父親の残虐性は遺伝していない様子。彼女を救う事で相沢自身も救われて欲しいです。
加害者の鈴木には娘の不幸ではなく別の形でこれまでの自身の行いに後悔して欲しいです。
しかし、一番残念で憤りを感じるのは20年前、あそこまで酷いいじめを受けていたのに親や教師が相沢を守ってあげられなかったことです。転校するなど、物理的に引き離すべきだったと思います。
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