4.0
凄い作品。
これぞ樹なつみさん!と思える作品。ハリウッド映画にできそうな壮大な世界観。いえ、チープな映画よりももっとレベル高いです。
樹なつみさんの作品のいい所は、ちょうど良い長さでまとめられていて、最終回がとても良い。
オズも最終回にグッときました。
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これぞ樹なつみさん!と思える作品。ハリウッド映画にできそうな壮大な世界観。いえ、チープな映画よりももっとレベル高いです。
樹なつみさんの作品のいい所は、ちょうど良い長さでまとめられていて、最終回がとても良い。
オズも最終回にグッときました。
絵は好きなのですが、途中で何が何やらわからなくなって、脱落してしまいました。私にはSF的なものは向いていないだけで、緻密な作画を見るだけでも、価値のある作品です。
黄金色に輝く麦畑が広がる世界を夢見ながら傭兵として生きる軍曹がとにかくカッコいい。
彼にその麦畑を見せることが出来る天才少女フェリシア(幸福という名に似つかわしい存在)もいい。
終わり方含めてとても完成度の高い作品だと思う。樹さん作品の中で唯一好きな女性キャラがいる作品でもある。
父親は、政界の大物であるルパート・エプスタイン。
母親は、絶世の美女だが、狂気の性格であるパメラ。
その二人の子供である、リオン、ヴィアンカ、フィリシア。
リオン:類稀な美青年(母親に生き写し)にして、天才中の天才だが、狂気の性格。
ヴィアンカ:美人でスタイル抜群だが、凡人。
フィリシア:兄ほどではないが、天才。幼児体型。
ヴィアンカとフィリシア姉妹に関わってくるムトーという男性。
行方不明になったリオンからの誘いで、オズを目指すフィリシア。その護衛につくムトー。フィリシアを探しにきた姉のヴィアンカ。
樹なつみ先生の作品は、絵も綺麗だし、ストーリーもいいけど、これは少し重い。哀しい話でした。
初めて読んでめちゃくちゃハマったので懐かしい
当時はヴィアンカが好きだったので大人になって再登場したらケバくなっててビックリして悲しかった思い出
樹先生は一部男性キャラだけでなくご本人もいわゆる「大人の女性」にトラウマというか嫌悪感持ってる気がする
懐かしい作品です。最近は少女漫画ではこういうSFみたいのはあまりみないように思います。恋愛もあってアクションもあって面白いです。
女子高生の頃、初めて触れたSFの作品。
設定に度肝を抜かれ、美しい男子にドキドキし、ドラマチックな展開にワクワクし、夢中になって読みました。
遥か未来だと思った2021年、あっという間にOZの時代になっていました…
紙の本を持ってるんですが、この話は好きですね~。
少女漫画家が書いてるとは思えない、読み応えのある内容だと思います。