【ネタバレあり】ある奴隷少女に起こった出来事のレビューと感想

楽しい漫画ではありませんが、歴史的事実をベースにしてるのでしょうがない。南北戦争時代のアメリカで黒人と女性の立場がどれほどひどかったか、というのはとても分かりやすく描かれている。

実話を元にした、歴史上のアメリカの大統領に関する解き明かされた歴史。dna鑑定がニュースになっていましたね。

教材として読むか、エンタメとして読むかでしょうか。ひたすらウツウツと暗いです。主人の意向で待遇に天地の差が生じ、使い捨ての性ドレイとして扱われることもあるドレイの女性、それでも教育を受け宗教を知り伴侶に恵まれ、と、多分他よりずっとましな生涯だったのではないかと。

私は書籍でこの本を読みました。身の毛のよだつような出来事が本当にあって、それを生き延びた強い女性の手記でした。マンガになることで多くの人の目に触れてほしいです。

絵が残念

この稚拙な絵ではストーリーの重さは伝わらないと思う。残念だけど、ストーリーと絵の雰囲気ぐミスマッチである。

悲しすぎる

報われない主人公を読みながらついつい応援してしまう内容です。こんな世の中があったという事に驚きです。
未だに人種差別などありますが、根深いものだと改めて感じました。とても考えさせられるストーリーです。

このような漫画こそ読んでほしいです

とてもショッキングな内容ですが、幼い少女に起こった本当の出来事なんですね。
こういう時代があったこと、今でももしかしたら世界のどこかで、近いようなことがあるのかもしれません。何か考えるきっかけになれば。

衝撃的

内容は迫害されてきた黒人のど隷時代の話。現在まで根深く残る黒人迫害のルーツでしょうか、衝撃的な内容の数々に読むの辞めようかと思いましたが、偽名を使ってまで書き残してくださった彼女のことを考えるとしっかり読んで広めたい話だと思いました。
このようなことが繰り返されてはいけないなと思うような、酷い、内容でした。多くの人に読まれ差別と迫害が無い世の中へと繋がるといいな