ハジメテノサツジン

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あらすじ
「うちら殺人犯だよ」。普通の女子高生としてお嬢様学校に通う・繭(まゆ)。仲良くなった音(おと)・悠(ゆう)と充実した女子高生活を送っていた。しかしある日、繭と悠は音が担任の先生を突き倒したところを目撃してしまった。先生はそのまま意識を失ってしまう。気絶しているだけだと説明する音だが…!?
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みんなのレビュー
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5.0
シンプルに面白い
注:ネタバレ、予測嫌いな人読まないで!
うーん。繭ちゃん確かに殺しては無いものの共犯になったわけであって死体一緒に埋めちゃったわけでしょ。
普通なら罪悪感に苛まれるけど結構ケロッとしてるから初めは「?」ってなる。
けど、ストーリー性ホントしっかりしてて面白い。犯人は分かってるんだけど、死んだ先生の周りの人間もそれぞれ怪しいところがいくつもあって捜査がこれからややこしくなるのかなって。
読んでてすごく話にのめり込めた。
あと個人的に、話に関係してくるか分からないけど、悠は、ちゃんじゃなくて、くんな気がする。笑
もし違くても、多分、繭を女として好きなんじゃないかな。by 匿名希望-
14
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5.0
音羽の、人をコントロールする力が見事!
102話まで読みました。というか、無料から止められなくなり、配信分全部読んでしまった。それくらい引き込まれました。
平凡な日々を送っていたのに、偶然罪を犯し、その平凡な日常を壊せなくて葛藤していく。友達を守り、自分を守り、家族や親戚を守ろうとする気持ちと罪悪感の狭間で苦しむ主人公。彼女を利用しようとする友達、守ろうとする友達。陥れようとする者、また精神を病んだ者。様々な人々の思惑が絡み合って、被害者が増えていく。そしてまだ、決定的に手を下した犯人は明らかになってない。
また、友達3人の個性が際立ってとても面白い。金持ちで美人で高慢で賢い音羽、素直で優しすぎる繭、繭のためなら命をかけそうな悠。そして繭を思う陸、陸を思う咲。今後どのような糸口から真犯人が明らかになり、そしてその者は裁かれる日が来るのか?とても興味深く待ちきれない。by ノッチャン-
9
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4.0
続き気になる系なのでご留意
主人公、繭がハッキリしなくて苛つき感じる方も多いのはわかりますが…現実に考えて
『高1でお嬢様女子校に外部入学した立場』『憧れ的存在かつ学校の中心人物の友達』『無理矢理とはいえ選ばされ自分のせいで◯んだ可能性もあると思わされた』『遺棄の手伝いをしたことで逃げれない』
これらを加味すると大半の子は言いなりにならざるを得ない心理となるのも頷けるって思いますよ。
凄い面白いッッてほどじゃなくとも事件があって追い詰められていくって展開は誰しも先や落ちが気になるもの…なので手を出したら読みたくなってしまうよってことだけアドバイスさせてもらいます笑by しろかね-
3
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4.0
4話
無料分の4話まで読みました。
音が美人なのに内面の奥底はかなりドロドロしてて高校生がこんな罪をしてるのに冷静になれるの❔で、繭を共犯者に巻き込もうとしてるところも精神的に音って大丈夫なの⁉️って言う人格。
男性の既婚者先生と音も不倫してるし、なくなった女の先生と男がらみの上の…ならありきたり。
冷静な悠がいてくれるから、今後の展開に期待しています。by はあみ-
5
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5.0
事件の非現実性に目を瞑られれば傑作
驚くほど短絡的な◎人であり、突発的なのだが警察が全く解決できない。有能キャラがいるのにだ。また、絶大な圧力のわりにまったくもって揉み潰しきれないのも笑える。その辺りの非現実性を無視して、主人公3人の心情、立場、生い立ちからの事件発生から終幕までの行動と思考の変化をながめていくととても面白く考えさせられる。
以下、犯人の3人。
音→大金持ち財閥森の養子令嬢。自分の保身、権力のためなら人を駒のように扱い捨てる。典型的な金持ち犯罪者キャラ。罪の意識が一切なく、邪魔者が現れては◎すことしか考えていない。養父とその実娘である悠を◎す場面では「この感覚久しぶり」と気持ちを昂らせるなど、紛れもなくサイコパス。ただ、実母による虐待やネグレクトにより歪み狂っていったことが割と詳細に明示されている。この母にしてこの子が産まれ、育てたのがこれまた保身だらけの養父なら仕方ないとも言えるが、、、最後の最後まで反省も後悔もしなかったところは良いと思う。
悠→前述の森財閥の実娘。母が森、政略結婚的な感じで捨てられ、精神を病んでしまう。母は森に異常執着し、ときに悠をけしかけ、失敗すれば悠を罵倒し攻撃する。それでも母のために行動する悠も、かなりの依存体質。この母にしてこの娘あり。悠は後述の繭に異常執着し、繭を傷つけるものを許さない、別ベクトルのサイコパス。被害者にトドメを刺した張本人であり、その理由も実に利己的で「音を陥れられるし、繭と共犯になれる」というもの。彼女もまた、大好きな繭に諭されてもなお、被害者への贖罪の言葉や気持ちを述べている描写が全くなく、音ほどに殊更にその邪悪性が描かれていないが、悠もまたかなりの逸材だと思う。
繭→二人の腰巾着的。家庭環境に問題ありの二人が◎人に対する罪の意識が皆無なのに対し、いわゆる普通の家庭に育った繭は、被害者を山に埋めてから最後まで罪の意識に苦しみ続ける。しかし、その間に暴走する音を止めることも、悠を連れて自首めいたことをすることもせず、自◎することもできない、他責思考かつ事なかれ主義。気絶しただけの被害者を隠そうとしたのも彼女。それは音の(他の人に言うな的な)圧力で意思を感じ取ったもの。彼女もまた、紛れもない犯罪者。ただ、家庭環境や人格に全く問題がなさそうな、普通の高校生が犯罪者になる過程を緻密に描いてくれたのはよかった。闇バイトと同じ。by AMIHAMANAMI-
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