【ネタバレあり】桜のひめごと ～裏吉原恋事変～ 分冊版のレビューと感想（24ページ目）

好きです。

最初は、無料で読み始めました。でもその後 先がきになってすべて購入して読みました。もう少し読みたかったなぁと思いますが 終わりか方はとても満足しています。おばさんでも 桜子ちゃんと悠馬くんにキュンキュンしてしまいます。

単なる恋愛ものではなく、悪い組織との闘い

現代にある、治外法権な裏吉原(吉原の男女逆転版)に囚われた、記憶喪失のNo.1遊星と、何故かお互いに見覚えがあるような気がする主人公桜子のお話。

現代だけど殿御たちは和服で、通信機器は所持禁止。
治外法権なので、全ての殿御たちに脱走防止用のチップ(GPS兼起爆装置)が埋め込まれ、脱走しようものなら管理組織の人は殿御を撃っても死なせても良い。
そもそも一生絶対出られない場所に何故イケメンたちがいるのか、その辺りからして組織がすごく怪しい。
何となく組織は警察とかともグルのような感じ……
実際、過去のいくつもの事件を都合良く一部捏造したりしてました。

桜子も、リッチな養父一家の元で、長らく箱入り娘にさせられてたし、都合悪くなると軟禁されたりするし、義兄は桜子に執着しだすし、何かにつけて動きが取り辛くて大変です。
ただ、桜子を裏吉原に連れて行った親友がすごく良い子で良かった。

最後の方でどんどん事情が判明し始めてからは、どんどん話が繋がって、気持ちの良い着地点に落ち着きました。(大体予想付く結末とも言える)
途中では、誰が敵で誰が味方なのか、なんかみんな怪しく見える時期もあり…
でも心底歪んだ気持ち悪い人は少なくて救われました。

推理ものが好きな人は楽しめると思います。
閨の描写もくどくないし、絵も見やすいし、読みやすかったです。
闘う主人公たちを応援したくて、ポイント追加までして読了してしまいました(´д｀;)

裏吉原で働く遊星。そこに通う桜子。
初めの出会いは遊星からのアプローチですが、桜子も過去の記憶を思い出し愛し合うストーリー。桜子の実家が闇社会の組織で〜とあまり出会わなかった作品でしたので、面白かったです。

とりあえず無料分読みました。
作者さんは至さんという絵師さんの影響を受けてるのかな？
それとも「恋人はキャプテン」というゲーム(絵師:至さん)のファンだったのではというのが物語より先に来た感想。
冒頭の道中シーンで完全に神坂先輩だよね？というキャラが紛れ込んでるし、「遊星」は恋キャプのメインキャラの名前と一緒(漢字も一致)なので。
個人的には至さんの絵は好きなので、こちらの作者さんの絵も好きな部類です。
続きも気になるので少し読み進めようと思います。

舞台が好き

男遊郭っていう舞台が最高に好きなシチュです。
絵が安定しないところがあるのが、やや残念。
主人公みたいに愛されたいですね

逆遊郭
ユウセイの顔がかっこよかったりマネキンみたいになったり…
早く本番してよーと思いながら読み進めました。
ハッピーエンドでよかったです！

最後が良かった

最後は、悲恋の物語なのかと覚悟しつつドキドキ読んだけど、ちゃんと2人が結ばれて幸せになれる展開でほっとした。。。血がつながらないとはいえ、お兄さんがこわかった！

もったいない

絵が綺麗で素敵！
…って最初は思ったんだけどね。
回を重ねるごとに粗が目立って来て、身体の描き方だったりとかストーリーの展開とか主人公の感情とか、繊細さに欠けている気がして、せっかく設定が面白いのにもったいないなぁって思いました。もうあと２コマ、目なり口なり感情を表してから、そのセリフ言わせて！その行動起こして！っていうのが多かったから、単純な内容に見えてしまったって気がします。
最終話のひとつ前まで読ませてもらいましたが、最終話もちゃんと読みます。

秘められた二人のこれからに凄くドキドキします！裏吉原もどんな所なのか、読み進めながら勉強していきたいです。

最後まで読みました！
絵も綺麗だし、ヒーローはイケメンだし、
終わり方は若干駆け足感がありましたが、
悪の根元である義理のお義父さん以外は
みんな幸せになれて良かったです。
反面、義理のお義父さんにはヒロインも
大切に育てられたんだから
優しくはできないけど、もう少し
お義父さんが心を入れ換えるような
出来事があっても良かったかな～とか思ったり。
けど、まぁ、良かったです！！