みんなのレビューと感想「消えたママ友」（ネタバレ非表示）（93ページ目）

ママ友の世界はいろいろ言われますが、深入りしなければ良いものだと聞きます。このマンガは、どんどん裏の関係性や本音と建前がわかってきておもしろいです。

リアルといえばリアル

今まさに子育て中で、ママ友という存在も得て、過ごしている私。
怖…とか、なんか冷たいな…とか思いつつも、もし自分にこんなことが起きたら同じようになるのかもしれないと思いました。
本当の友達のように仲良くしてもらってるけど、子どもを通して付き合ってるだけなんですよね、所詮。
そんなリアルを感じ、ずしっとキた。
ママ友って難しい。

読んで楽しくなるとか、悩みが解決するとかそんな物語ではないです。
私はむしろ気持ちが沈みました。
面白いですけどね。

ここに出てくる色んなママの思いが「すごく分かる」と思って一気に読みました。
ママになって本当に考え方が変わったというか、妬みとかマウントとか自分にこんな汚い感情があった事に気付きました。
そんな気持ちを見つめ直せる作品だと思います。

ママ友って

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ママ友は学生の頃の友達とは違う。子どもがあっての関係。ママ友ってどこまで踏み込んでよいのか難しい。そんな繋がりを持ったママ友の一人が子供を置いていなくなった。原因が何一つ分からなく、何も聞かされてなかったことがママ友達に波紋を呼ぶ。ちょっとしたバランスが崩れるとたちまち壊れてしまう関係。それが見えたし、ホラーのような怖さがあった。でもそれぞれのちょっとした気持ちが分かる〜と思うことが多くて身近に感じた。

イッキ読み

フィクションだとわかっていても、なんだかリアルな感じもする、そんな作品でした。
ホラーよりホラー。やっぱり生きてる人間が一番怖いというのが、感想です。

気になる

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消えたママ友は戻ってくるのだろうか、気になる。ママ友を心配する主人公の心情がひしひしと伝わる。身近にいたら、そう思うんだろうな、と。他人事に思えない作者の話、好きです。

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ママ友でも心からの友達もいると思うけど、それは本当にごく一部。表面上うまくやれていればいい
世界。子供をおいていくのは考えられない。

共感

ママ友との関係性。
凄く共感出来ます。
実際そうだったなぁ…と。
実際、趣味や共通点より、我が子の為の付き合い。
強い子弱い子がいて、モヤモヤしながら我慢して過ごしていたんだなぁ。
あんなに毎日居たのに、今も続いている人1人も居ない。
皆我が子の為に外れないように必死だったんだなぁ…

こういうマンガがあったんだ・・・

最初は他愛のないお話かと思ったが違った！大きく裏切られました。文句なしに面白いし深いですね。途中、泣きながら読みました。絵も本当に上手いですよね。

実際に子どもを置いて出て行くことあるのかなぁと思いながら読んでましたが、「なくも無い」とも思いました。ママ友には言えない本音があることも、お姑さんや旦那の悩みも、大なり小なり皆んなありますよね。子育て中の方やお姑さんと同居の方はうなづけるのではないでしょうか。なかなか面白い作品でした。