【ネタバレあり】狼領主のお嬢様のレビューと感想（27ページ目）

広告で流れてきてずっと気になってました。
復讐とかあるのかと思ってましたが、前世の贖罪として生きながらえてるお嬢様シャーリーと国や民のため騙してしまったけれど心から慕っていたカイドのお話とっても良かった！

めちゃくちゃ良い素敵な作品でした！！
とても漫画とは思えない、内容の濃い、
読み応えバツグンの作品で、広告で知り、
無料分を読み進めていましたが、有料分に
突入後は一気に課金して読み進めました！
本当に素晴らしい作品だと思います。

ただ一つ、不満があるとするならば、
カイドとお嬢様がやっとの思いでライウスに戻り、
再びみんなと再開できて、さぁこれから！で
お話が終わってしまったことです…（ ; ; ）
お願いですから続編を描いてください！
その時は必ず購入し読み切ることをお約束
致します！

面白い

面白すぎて最後まで一気に課金して読みました。最初はヒロインにあまり魅力を感じなかったけど前世のことを打ち明けてからは性格がとても変わり、一気に愛着がわきましたね。後半は、意外な展開になりやや鬱々としながら読んだけど、最終的にハッピーエンドでよかった。続編があれば読みたいです。

とにかく読んで！　至高の作品です!!

無料があったので軽い気持ちで読み始めたら、止まりませんでした…ポイント足りなくなってその場で追加して時間を忘れて最後まで読み切りました。
涙と鼻水でボロボロになりましたが、心洗われるような爽やかな読後感です。
言葉の紡ぎ方、詩集の様な文章が強く美しく残酷なようで優しく琴線に触れました。

主人公は前世の記憶がハッキリとあるために、自罰的に生きています。
孤児院の院長先生の勧めで領主のメイドとして雇われることに…
主人公・シャーリーと領主・カイドは、シャーリーの前世では恋人同士であり、悪逆領主の娘だったシャーリーを処刑したのは１４歳のカイドでした…

前世での罪に対する罰のため、他人と距離を置き、幸せになることや周りの人の善意を受け容れようとしない孤独なシャーリー
カイドとカイドの屋敷ではたらく執事やメイド達はお節介なくらい優しくて思いやりがあってシャーリーとの距離を縮めていきます

カイドは以前偽名で髪色を染め、悪逆領主に仕えていて、そこで慕っていたお嬢様の面影をシャーリーに見つけます…
見た目も年齢も全く違う別人のシャーリーだけど、お嬢様だと…
シャーリーが生まれ変わりだと告白したその日、同じく前世の記憶を持って生まれ変わったもう一人の前領主関係者・ウィルが事件を起こします…
この時から、カイドとシャーリーに今まで以上の試練が次から次と降りかかります。
ホントに何でどうしてそんなに苦しめるんだ⁉って…イライラ、ハラハラ、ドキドキが止まりません。

お嬢様を慕っていた人は多く、それぞれがお嬢様との想い出を大切にしていてストーリーに重要な関わりを持っています。
カイドの幼馴染・イザドルと、お嬢様付きだったカロンはシャーリーがお嬢様だったと知って嬉しくて幸せだったのに、前世だけでなく今世でも色んな陰謀に巻き込まれるお嬢様を護るため奔走します。

カイドもシャーリーも自分のことは、二の次三の次…放ったらかしで常に周りの人の心配をし幸せを願ってる素敵な二人です。

上手く言えないけど、とにかくとっても素敵な作品なので、ハンカチとやわらかティシュを用意して読んで下さい。

そして作家様方、二人がラブラブで幸せなお話が盛沢山描かれてて、可愛い女の子とイケメンわんぱく男子の子供（兄妹・姉弟どちらで良）が産まれてて、執事長のアルテムがお祖父ちゃんでメロメロな続編をお願いいたします。

☆ひゃく！

やばいやばいー、課金が止まらない～

無料分を読み終え、続きが気になって気になって、どんどん課金して読んでおります。
内容を書くにはあまりに壮大で、うまく書けませんが...もうほんと、２人がずっとずっと心に抱いている責任や罪の意識と、それを乗り越えた先の愛と、周りのみんなの深い優しさ。
今59話を読んだところで、すごくすごく重い壁が立ちはだかっているところですが、なんとしても乗り越えて２人にも、周りのみんなも幸せになってもらいたい。
イザドル、どうか生きていて...

とてもせつないストーリーでしたが、最後はハッピーエンドで良かったです。
ヒロインが素敵な性格なだけに感情移入しちゃうとつらい場面もありますが、周りのみんなも良い人で心が温まりました。

現領主様と、生まれ変わったお嬢様との恋愛はさほど気にならなくなった。幸せにはなって欲しいけど。まだ無料分だけですが、メイド長や15年前の事を知る屋敷の人々と、お嬢様が今後どうなっていくかが楽しみ。あとお嬢様も祈るだけじゃなく、領民を助けたり支える事が出来たらいいですね。生まれ変わっても皆に大切にされてお嬢様なんだな…と思ってしまうので。

せつなく美しい

切なくて美しい話に思わず一気に課金してみてしまいました。
転生モノは多くあるけど、心ゆさぶられるのはこの話が初めてです。

課金が止まらない！切な過ぎて面白過ぎる！

シャーリーとカイドそれぞれに背負っているものが重過ぎて、辛く切ない。
民を苦しめた悪逆領主の娘と、その領主一家を討った革命の立役者。
絶対に結ばれない、結ばれてはいけない2人が生まれ変わっても巡り合い、惹かれ合う。

一度目の人生は形の上では恋人だったけど、本当は敵同士で、お嬢様は恋人に処刑されるという悲劇の最期だった。
二度目の人生は敵同士ではなくなったけど、シャーリーは前世の記憶があるために自罰的に生きているし、カイドは愛する人を葬ってまで成し遂げた革命だから、領主の務めのために自己犠牲的に生きていて、想い合っているのに幸せに手を伸ばせない2人。
もう充分苦しんだのだから、幸せになってもいいのに。

セリフやモノローグが本当に秀逸で胸に刺さるものばかり。
カイドが使用人達に言われた「ライウスを救ってくれてありがとう。だが、お嬢様を騙したことだけは死んでも許さない」というセリフが心に残る。
勧善懲悪のように、これが正義、これは悪、と一元的に語れるもんじゃない。
1人の人の中にも色んな側面や真逆の感情が同居していることもある。
「ありがとう」と「許さない」が並列していてこんなにしっくりくるセリフはないと思う。
それと珍しいのが、一般的には「善良な平民と傲慢な貴族」という描かれ方が多い中、「貴族の苦しみや平民の狡さ」も指摘していてハッとした。
イザドルの「民は貴族を人とは思っていない」「文句を言える先があるのは楽なもの」「貴族の務めだと個の人生を踏み台にして、それを犠牲とは呼ばぬのか」といった権力者側の言い分は、漫画とはいえ一歩間違えると批判を受けそうなセリフだけれど、真理だと思う。
色んな角度から色んなことを考えさせられる良作。
でも何よりも主人公2人の幸せを心から願える、心温まる素敵な作品です。

ささった

泣きながら一気に読み進めました。最初の人生のときも両思いなのにこうなる結末しかない状況が、二度目の人生でこうして幸せになれてよかった。二度目の人生のときに、言わなくても初めて会ったときからなんとなくわかってるのがすごいと思った。最初の人生のときは一緒に生きていく道がなかったから、こうして巡り会えてよかったと思った。