5.0
強引に組み敷かれたい人向け
真坂先生の描く男性キャラは特に魅力的です。
男性なのに匂い立つ色気が半端ない。
だって本当にその佇まいから良い香りがしそうなんだもの。
京(かなどめ)と読ませるセンスも
何気ないセリフの言葉遊びも
シリアスな展開がありつつ笑いの要素もちゃんと含ませていてエロ満載。
私は「窒素」もかなりハマって未だに何度も何度も読み返しますが
前作、ほぼキスだけであんなエロくなります?ってくらいに真坂ワールドにどっぷりハマりました。
今回は極道、、そっちですかー(*´・ω・`)
と思いながら京さんの色気にやられ、、
タイトル通りの極上愛撫。
一度では収まらずヒロインを壊してしまいそうな激しさや
強引に組み敷きながらも優しく触れて
ヒロインをトロトロにさせて大切に扱うところも大人の男を思わせて
それでいて鬼畜なんだからたまりません。
ツンデレヒロインも嫌がりながらもしっかり心奪われてるしね。
ヒロインは合コンでクズ男に騙されカジノでの借金を背負う羽目になり京さんと出会います。
本来なら夜の仕事を斡旋する側のヤクザである京さんに見初められ
結婚することで借金がチャラになる提案なのですが元々自分が作った借金でもなくヒロインは腑に落ちません。
何より、数多くの女性を知っているはずの、、
多分、女など商売道具でしかないであろう京さんがヒロインに執着している様が滅茶苦茶なんだけどかわいくて。
全力で堕としにかかって使える手段は何でも使うみたいな。
ヒロインがツンデレだけに一筋縄ではいかないところが更に火に油を注ぐ感じで萌えます。
でも、惚れた弱味かヒロインが望まないことは求めずに解放しちゃうんだから
どんだけ惚れてんねんってふたりの関係に切なくなる。
そしてヒロインだって自分の本当の気持ちに気付いちゃう。
3ヶ月振りにヒロインと再会する場面。
ヤクザだからしのぎを削ってるわけですが
拉致られたヒロインを助け出してからの
自制がきかずに車で致してしまうところなんて
ヒロインの大学時代の同級生である男虎(おのとら→現・京さんの舎弟)に見せつけるかの様に。嗚呼ヤクザって。
その伏線は最初にあったのかなと勝手に思わせてくれるのがイイ。
リビングのソファーでヒロインと男虎が何気ない会話をしているシーンがあり
そこへ京さんが帰ってきたのですが
独占欲の強い京さんはそういうのイヤそうだしw
オススメです
- 50