写楽心中 少女の春画は江戸に咲く
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あらすじ
天才浮世絵師・写楽の娘のたまきは十五歳。版元でもある養父から、春画を描くため、幼なじみに抱かれておいでと命じられ…!? 天才ひしめく江戸浮世絵界に、少女絵師の恋の花ひらく!
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みんなのレビュー
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無料分まで読みました!写楽の娘たまきが艶絵師を目指して日々奮闘する姿や本当に心底絵を描くのが好きな事が伝わるお話です。吉原で生き別れしてしまった母との再会が実現せぬまま母の死を知らされぬまま母を思いながら暮らしてるのが切なくなりました。想い人由太郎との今後も気になる所です。
by 深海244- 0
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5.0
引き込まれました
まず浮世絵をテーマにしているだけあって絵が美しいと思いました。ストーリーも写楽の落とし胤と思われる少女が、父と深い関係のある版元の二代目の養女となり、父譲りの才能を開花させる…。まだ無料分しか読んでいませんが、すぐに引き込まれました。摺り師の青年の恋心や養父への複雑な感情が今後どのように展開されるのか気になります。また先のタイトルには浮世絵界のビッグネームが次々と出でくるので、彼らとの絡みがどうなるのか楽しみです。
by 匿名希望- 0
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4.0
主人公
は、吉原育ちの、絵がとても上手い写楽の娘という設定。
その才能を見込んだ現代で言う出版社?の男に身請けされ育てられて早10年。
養父はに満を持して、才能溢れる枕絵をか描かせる算段。でも、ちょっと描かせてみたらつまらない。
ああ、この子は男を知らないから人を魅了する枕絵が描けないんだな、と思い、娘に思いを寄せる少年に抱かれて来いと言う。
なんつー親、なんつー不条理。と現代人の私は思うが、当時はそんなこと言っていては、とても生きていけないんだろう。
ちゃんと主人公や、主人公を思う少年の心理が描かれているので嫌悪感なく興味深く読んでいます。
歴史や芸術に疎くても名前だけは知ってる人も多い(私もその一人)写楽や葛飾北斎が登場。
知ってる人なら、また違う楽しみ方も出来る作品だろうと思います。by しんちも聖人- 0
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4.0
有名浮世絵師の娘?
なんというか二代目蔦重を主役として読んだ方が面白いです。絵師を使って江戸で再び返り咲こうとしている様が気持ちが良いです。
彼の手のひらの上で転がされている写楽の娘たまきと、そんな彼女に好意を抱く由太郎くんがなんとも不憫で応援したくなります。
写楽に娘…?写楽といえば役者絵だけど枕絵…?とは思いましたが、遊郭もあり妾がいるのが当たり前のような時代。何より今でも謎多き写楽。隠し子がいてもおかしくないよなと読み進めていました。写楽の娘にしたことと枕絵をメインにしたことにより善次郎やお栄さんとの出会いや絡みも自然に出てきたのは良かったです。(二人のキャラ付けがちょっと解釈違いだなぁと思いましたがこれはこれで…)
ただ豊国の娘というおぎんが出てきた辺りは「○○の娘!」の大安売りみたいでちょっと笑ってしまいました笑
北斎の娘である葛飾応為ことお栄さんと豊国の娘である歌川国花女ことおきんは実在の人物ですが。
たまきとおぎんは絵師としてより女の醜い争いな感じが出ててなかなか気持ち悪かったですね。でも蔦重目線で読むと彼女らが滑稽で、爽快です笑by まめ太5- 0
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4.0
面白かったが中途半端に終わってしまった
花街で育った娘たまきが写楽の版元に見出だされて艶絵師として成長する話。
絵がきれいで江戸の風俗や雰囲気というものをよく伝えており、話も面白かったが、ラストが急ぎ足で、オチが少々、雰囲気的なものに偏ってしまったのが残念。
いやきっと作者様はこういうラストが描きたかったんだろうな、とは思うし、テーマとして分からないことはないのだけど……
あれ? あんだけ頑張ってあんだけ悩んで、結局絵師としては成功しなかったの、ヒロイン?
楽しく絵を描けるようになってそれで終わり?
うーーーーん。
潜在的に才能のある女の子が、頑張って艶絵を極める話かと思って読んでいたのが期待はずれではあります。
ラスト意外は面白いので★4で。by あくあくぅ- 0
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5.0