みんなのレビューと感想「春駒 ～吉原花魁残酷日記～」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

いつまでも吉原に
染まってたまるかと
自立した心を持った
花魁の様子がとても繊細に
詳しく描かれています。
この時代を生きた女性の
理不尽さややるせなさが
伝わってきて苦しい時が
ありますがそれでも前向きに
頑張っている姿に胸を
打たれます。

実在の人物とは・・・

今まで読んできた花魁の話と違って現実的で厳しく辛いことばかりで、実際はこういうものだったんだと驚きます。しかも江戸時代の吉原ではなく近代の話でそこもまた興味深かったです。お金払うほどでもないけど、読みたいので無料分でちょっとずつ読んでいきたいなーと思ってます。

辛い

ネタバレ レビューを表示する

花魁系の漫画何冊か読みましたが、中でもこれは辛い。日記だからほぼノンフィクションのようだけれど余計同じ女として辛い。貧しい家庭に産まれたら所詮こんな扱われ方をするのか。と。
酷すぎる昔の世の中に苛立ちさえしてしまう。
春駒さん…いつか幸せになって欲しい。

この話は実話

ネタバレ レビューを表示する

この話は実話で、この様な事を無くそうと、暴力団に追われながらも力を発揮させておられました。
最後の消息は不明です。
でももう生きてないでしょう。
無情な世の中から離れ、幸せに天国で過ごされていると信じたいです。
二度とこのような世の中にならないことを切に願います。

実話ときいて

「春駒」といい名ではあるけど、実際借金を抱えた身で自身を売るのは、相当な覚悟が必要。名前と顔がよければ、早々に稼ぎ、早々に家に帰ることが出来るだろうが…。
こんな残酷なことを考えたのは誰なんだろう。

同性として辛い

ネタバレ レビューを表示する

吉原は良く聞いた事がありますが、こんな辛すぎる現実があったと思うと同性として苦しくなります。でも知らないだけでこの現代でも未だに発展途上の国では春駒さんのように身売りされたり苦しんでる人がいるのかもしれませんよね…

吉原というところを綺麗に描く漫画が多いと思います。現在では本物の〝吉原〟〝遊郭〟〝花魁〟をしるひとがもういないから。
この作品では、おそらく現実はこうだったんだろう、と想像できる
衛生的に汚いところや金銭的にキタナいところも描いてくれています。

花魁とは

実話を元にしているだけあって暗い。
最近は花魁がもてはやされたり、晴れ着として花魁のコスプレしてる人とかいますが…
実際の裏側を分かった上でのことなのかな？と疑問に思う今日この頃。
これ読んでみては？と思う。

実話を基にリアルな感じがする分、春駒のうだうだ煮え切らない思いが見ていてハラハライライラしてしまうのは私も似たようなところがあるからだろうか。
騙されて連れてこられた場所は地獄のような場所で、女性の性を売る仕事がどれだけ心を蝕むか読んでいて辛くもなります。

吉原を題材にした作品は映画などでみたことがあったのですが、この漫画を見つけた時は興味があって読み始めました。けど読み始めてみてやはり…しんどいなぁと…いう感想です。これから読み進めようと思っていますが、面白いと思えるようになるのか、まだわかりません。