5.0
面白い!!
小さい頃からプロのバイオリニストの父からバイオリンを教わっていた主人公のハジメが、父を軽蔑するようになってからはバイオリンから離れていた。
でも中3の時に出会った同級生の秋音の前向きなバイオリンへの想いに触れてから、またバイオリンを弾くことに。
バイオリンへの想い、お母さんへの想い、もう一度前を向こうとする自分の気持ちが少しずつとけて、いざ全国レベルの高校のオケ部へ!
周りの大人が温かく、読み手の不安も軽減します。
入学式でハジメが初めて聴いた全国レベルのオケ部の演奏は、実際に音が聴こえてきそうな描写に圧倒されました。
まだ入部前の見学の段階ですが、ぜひ入部して演奏を思う存分楽しんでほしいです。
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