【ネタバレあり】アルバート家の令嬢は没落をご所望ですのレビューと感想（10ページ目）

ひたすら茶番？笑

メアリは悪役令嬢になりたいのに、標的ヒロインのアリシアは純粋無垢すぎて悪口を悪口として受け止めない超ポジティブメンタルだった！悪役令嬢＝縦ロールヘア＝合金ドリルのくだりは本当茶番（笑）ストーリーは特に面白い訳じゃないけど、結局そこそこ読んじゃったな。

髪の毛ドリル令嬢

金髪の髪の毛ドリルカール令嬢は、没落華族となる道をソフトランディングでしようと画策するが全て良い方向に進んでしまう。＼(^o^)／

なんか残念

絵がきれいなんですが、内容がいまいち入り込めない。転生もので悪役令嬢が実家の没落を理由があって望んでいて…。
そこに少女マンガ的要素というか、余計なものが入ってきてなんかもう読んでてよくわからない。

没落…

没落をのぞむ…なんだかいまいち入りきれない感じ。おもしろくないわけではないけど。でも恋の気配もあり、そこには期待。

流行りの転生ものだけど、読んでいて飽きない。主人公の思考回路がとっても論理的、かつ合理的で、スッキリする。幼い頃から隣にいる従者との関係性も面白いし、よくあるもとのゲームのヒロインが悪役に、とかもなし。ゲスとかカスとかはモブで少し出てくるだけで、作品全体がさっぱりしてる。

全部好き

絵も好みだし、お嬢様の鋭いところも好きだし、嫌われるはずが逆にどんどん好かれているのが面白いです‼︎

メアリにおんぶに抱っこすぎる

話としては面白いし、主人公メアリは魅力的だけど

「転生した悪役令嬢が断罪を回避」でなく
「悪役令嬢だけ断罪される軽めの没落を目指す」話であり、メアリが記憶するゲームでは元々そうなる予定

なのにメアリが動かないと話進まない
それに甘える周りも図々しい

ゲームヒロインのアリシア…孤児院出身の庶民、本当は王女
メアリの元婚約者パトリック…アリシアが好きだけど、メアリのことは嫌いじゃない

↑この2人がありえない図々しさで、そもそも付き合うのすらメアリの後押し

メアリとの婚約は、パトリックとアリシアが親密になってからの話
「君に都合の良い婚約破棄の理由にしてくれていい」とか言って破棄になるけど
「既に好きな人がいる、その人は貴族ではない」とちゃんと親に伝えて婚約そのものを断れ

メアリが学校休んだ時にアリシアへの嫌がらせがあって「婚約破棄を逆恨みしたメアリが犯人」と断罪イベント発生、パトリックはメアリの人柄を信じて断罪をむしろ主導するけど

逆恨みて…どう見てもパトリックは浮気男、アリシアは婚約したての男に手を出す略奪女じゃん
嫌がらせされるならパトリックのせいなのに「君ならこの程度あしらえるでしょ」とメアリを大勢の前で侮辱

そしてアリシア、ハッキリ言ってただの馬鹿にしか見えない
メアリは人の良さが滲み出て本気の意地悪してないけど、ちゃんと通じる嫌味を言っても通じないどころか勝手に友達認定
(…いや、自分が婚約者を奪った相手だよ？)

本来のゲームならば、恋愛にかまけて自分磨きを怠ると自信を持てずに攻略対象と本当の意味では結ばれない設定
で、その分岐点でバッドエンドに向かうところをメアリに助けを求めてハッピーエンドの分岐に

…いや図々し過ぎない？？
ヒロインの成長ゼロ、悪役令嬢の力でハッピーエンドとかクソゲーにもほどがある

「アリシアが王女と発覚」イベントのキーアイテムすらメアリがいないと出ない
婚約者奪った女と元婚約者と偉い大人が大勢いる「本当に王女なの？」会議にメアリを引きずり出す

周囲がメアリの人の良さに甘えすぎ、尊厳を軽視しすぎて本当に萎える

隠しきれない人の良さ

いわゆる転生モノで、必死に悪役令嬢を演じようとする主人公が、どうにも優しさを隠しきれないところがかわいい。ゴリゴリに巻かれた鋼のような縦巻きの髪でオリジナルのゲーム世界の設定を表現するところとか面白すぎる。どこまでもゲーム通りになるのか、悪役令嬢にもゲームでは語られなかった幸せが待っているのか？楽しみです。

悪役令嬢

自分から悪役令嬢になろうとして、結果的に手助けをしちゃうところに、ちょっとした天然さを感じて思わずクスッと笑ってしまいましたｗｗ

今までにない感じ

転生したのが悪役令嬢なら、そうならないように回避する展開がほとんどなのに、あえてそのままの悪役令嬢を演じようとする主人公が今までにない感じです。