あらすじ

18世紀、イタリア──。「天使の歌声」と称され、将来を嘱望される少年歌手アルフレド。自由奔放で、誰の嫉妬も誹謗中傷も意に介さない天才だ。そんな彼に密かに憧れているのは、同じ音楽院で作曲家を目指す下級生のエミリオ。「あなたに僕の作った歌を歌ってほしい」──けれど、エミリオを気に入り、構ってくるのに、歌だけはなぜか「つまらない」とダメ出しの連続で!?

みんなのレビュー

5.0

2020/08/14 9:09

せつないです。

華やかな舞台、羨望の眼差し、神に選ばれた特別な天使。
文字にすれば、現代のセレブ的な人間のはずなのに、自分もなりたい！とは思えなく、せつなくなります。
本人達は、そんな風に思っていないのでしょうから、選択肢がたくさんある事を放棄しているところが、この時代の普通なんだろうなぁ。と思いました。
それでも、自分達が幸せだと思っているなら救いがあり、読んだあとに、彼らの幸せを望みました。

by 匿名希望
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4.0

2020/09/04 10:03

天使のような見た目に反してかなり乱れた感じでギャップに燃えます。
わざと見せつけるようにその時間にっていうのがどういうつもりなのか気になります。

by 匿名希望
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3.0

2020/08/22 18:58

作者さんが好きなので、こちらも試し読みしてみました。今までの現代の高校生とかかわいい感じのカップルと違う設定で、ここからどうなっていくのか気になりました。

by 匿名希望
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