1.0
父と子の成長を描くヒューマンドラマ的な漫画でしょうか?
自分の名前さえきちんと言えない幼子を連れて、各地を歩いて薬を届けるのは大変とは思います。
でも母親代わりとして預けていた叔母がいるのに『亡き妻を悲しませたくない』と、あまり接してこなかった子供を連れて仕事をするのは良いことなんだろうか?
『親子なんだから一緒にいるべき』という考え方は、ときには当てはまらないこともあると思う。
妻を亡くしたときは仕事に逃げて子供と向き合わず、夜泣きを何日もさせて自分のことだけでも精一杯なくせに、急に父親ぶられても...と段々と醒めた目で読んでしまいました。
読み進めれば父親も子供もお互いに助け合い、沢山の良い物語があるのでしょう。
でも素直に読み進められない、私には合わない作品でした。
by
mikan52
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