【ネタバレあり】[小説]身代わりの執愛のレビューと感想（2ページ目）

切ないっ😫

大好きだった。今でも全然忘れられないたった一人の好きな元彼。
とある偶然で、その人の訃報を耳にする。
しかも、一年間も前に亡くなっていたなんて❗️😭
いつも呑まないお酒をのみ、泥酔しているところを、亡くなった元彼に酷似したゴージャスな男性に介抱され、すがり付いて……
あぁ、心に計り知れない巨大な穴に全てが吸い込まれる様な慟哭……。解る、解り過ぎる程解る。
そんな始まり方だったから、遠回りをしてしまったのか…❓️
必要な遠回りだったんだと見事な回収。
途中から、何となくそうではないかと疑念を持ちつつ読み進めるが、なかなか結論に達する迄、眼を話せず一気に読んでしまった。
Ｈの描写も綺麗ですが妖艶な感じで凄く良かった✨

大好きな

ブラックオパール(´∇｀)ほかのシリーズに比べエロさは控えめに感じたけど、いい！途中で読めてしまったのは残念。

一途な主人公に想いを寄せる、これまた一途な彼。二人が、奇跡としか言えないタイミングで出会って、そして結ばれるときの、倒錯した会話と、昂ぶりにすごくドキドキさせられました。
何度でも読んじゃう。
いや、一歩間違えばほんと危ないところだったなぁと思います。あの日、酩酊した主人公に話しかけたのが彼じゃなかったら、と思うとほんと怖い。そこもドキドキします。
一途な主人公が徐々に彼へ想いを寄せていく様子と、彼がちゃーんと主人公の想いをキャッチして、二人が心を通い合わせていく様子も良かった。
主人公がすぐに心変わりするのではないところも、一途さが感じられてよい。
つまり、よい！
読んで損はないです。
えろシーンもよかった〜

関係性に関しては納得いくものですよね。でも、そこに至るまでの葛藤や懊悩を最後に出すのではなくて、途中から玲一郎の視点でくるから何とも言えず自分も苦しくなってしまいました。この作家さんの作品の中で一番好きな作品かも。相手に囚われて何処にも行かずにいる気持ちも其処から抜け出す苦しさも痛い程分かるものでした。