5.0
こんな運命が待ち構えていたとは…まさにこれこそ縁なのだろう。身代わりの娘が先先代皇帝の娘だったなんてこんなことない。しかも現皇帝も彼女に惹かれてのめり込むほど惚れてしまって…。必死に娘の事を気にかけて来た先先代王妃の従姉妹だった母の苦悩は計り知れないが、娘の幸せを第一に貧乏ながら天塩にかけて愛情いっぱい育てて来てやっとその努力が報われる。現皇帝は身代わりとわかっていたながら彼女に惹かれて愛するようになり、この身をこの位を投げ打ってでも彼女と添い遂げたい気持ちに男気を感じる。ともあれ幸せになれて良かった。作者さん書いでとても良かった。
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