みんなのレビューと感想「けだものたちの時間～狂依存症候群～(分冊版)」（ネタバレ非表示）（44ページ目）

自分自身の内面に、直面する作品。

課金して
あるところまで読み進めました。


『きっと誰しもが、このような心の痛みを経験しているに違いない』と感じました。

過去の辛い出来事…それこそ、その辛さの度合いは違うかもしれませんが、

読み進めるうちに
主人公の痛み＝私自身にも身に覚えのある痛みの記憶：『あぁ、かつての自分はこの痛みを、自分自身では払拭出来ず、自分自身で心の奥に葬り去った。そしてそれは目には見えないけれど、しっかりと しこりとして私の心に在る』
と、そんな考えが私の心にまでじっとりと入り込んでしまうのです。

そう思い始めてしまったら、今の私にはこの先を読み進めていく力がなくなってしまいました。

タイトルと、読み始めから、何となく先行きを想像できたけど、まさかまさか。って、依存関係って、こうなりますよね〜
もしかして、主人公の過去まである程度分かっていて、拉致したのかな〜なんて勘ぐってしまうほどです。
でも、だからこそ、離れられない２人の、狂気に、すんなりとハマってしまいました

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あいりもヒロも過去が壮絶だけど、こんな犯罪なことがあっていいのか？知っていて一緒にいふゆーくんも凄いけど、まだ知らない部分もあると思うと怖いよね…どうなるのか気になる

色んな意味で刺さる、唯一無二

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この作品はアダルトチルドレンや共依存のリアルを描いていて、正直理解できない人な方が多いと思う。でもそれは当然。
これは一般的な常識では測れない、痛みと渇望の世界だから。
でも実際この世界線は存在する。
私のように幼少期の経験から、愛の認知が歪んでしまった人間には痛いほど刺さる。

私もかつて愛と依存を履き違え、まるでアイリとヒロのような関係にのめり込んでしまった経験がある。（しかも偶然元カレの名前もヒロ笑）

理解したくなかった自身の愛し方の歪み
傷つけられ支配される事で辛いのに安心する心地良さ
否定しても感じる親の遺伝子
救われる事＝期待して裏切られるから怖いと感じる潜在意識
痛みの共有でしか人を信じらず離れられない依存関係
だけどそれが唯一の理解者でもある事

あのコンビニのシーン。
アイリの姿に自身を重ねていた。
私も何度も依存関係の続行を自分の意思で選んだ。
彼は私の分身であり、1人ではなく共に幸せになりたいと期待があったから。

だけど、時間が経てば経つほど依存は深まり、その期待は叶わないと知った時、私はその手を離した。
私はあの関係に飲まれる前に、辛くても痛くても、自身の人生と向き合うことを選んだ。
後悔はしてない、だけど今も、どこかで彼の幸せを願わずにはいられないし、弱った時縋りつきたくなってしまう。
共依存は、薬と同じ、誰かと落ちていくのはひどく安心し気持ちがいいもの。

だからこそまだ癒ないカサブタを剥がされるようで、読んでる間ずっと痛かった。

だけど、最新話でヒロのもう1人の人格は依存ではなくアイリの幸せを心から願っていた事。
そしてアイリ自信が救われる事を諦めなかった姿に、私は救われた。


たとえどんな結末であろうと、誰かに理解されなかったとしても、この物語は尊い。
一種の純愛のようにも感じる。

痛みを知って、それでも自分の人生を選び取ろうとするアダルトチルドレンたちの姿に、心からエールを送りたい。

ひっそりと応援しています。
私も人生諦めずに頑張ります。

とりあえず6話まで読んでみて！

なかなかグロくてビビるんだけど、6話から少し話の方向が変わって来る。ブラックハッピーエンドになるのかと思ったらまたカウンターパンチくらった気分。笑
意外と身近にもあるんだよね、共依存。

閲覧注意！

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閲覧注意！って表記が要りそうな話です。
エグい箇所がたくさんあって、読むのやめようかと思いました。無料分いっぱいまで読みましたが離脱か続きも読むか迷うところです。アイリが幸せになれるといいなと祈ってます！

怖い

怖いし、気持ち悪い。
世の中で行方不明になっている人には、もしかしたらこんなことが起きてるかもと思ってしまいました。

おすすめして良いかわからない…

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もう始まりから悲惨。辛いつらすぎる、と思ったら、嫌悪感や恐怖からなぜか同情心まで引き出され、なんとか希望の見える終わり方をしてほしいと願ってしまう作品。

被害者も加害者も壊れていて、寄り添おうとする人さえ壊れていって…もう全てが異常な出来事なんだけど、こんな事、こんな人、一歩間違えば誰でも可能性が有るんじゃないかとも思ってしまう。

主人公の愛理が精神的に追い詰められていったり絆される様子もリアルで、単なるストックホルム症候群の話じゃない。愛理も異常な犯罪者でもあるひろくんも家族から虐待された被害者でもあり、加害者でもある負の連鎖、悲しすぎる。
愛理が幼馴染からのなにげない言葉がお守りになって強くなろうと頑張れたように、ひろくんを気にかける人が一人でもいたら…と思わずにはいられませんでした。
愛理もひろくんも守られるべき子供のころに、家族から守るどころか踏みにじられた心身の傷は深い。

ひろくんがやった事は絶対に許されることではないけど、嗜虐的な人格の他に、愛理を傷つけたくない小さなひろくん（別人格）もいたりで憎みきれない。人の心の複雑さや闇の奥深さが怖くて、でも見届けたくなってしまいました。
ただ、何でこんなにと思うほど残酷な描写が多いので、苦手な方は読まないほうが良いかもしれません。
うっかり気軽に読める作品ではないかも…心身が弱っている時はやめた方が良いです。

気持ち悪すぎる

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ひろくんが人殺しじゃなくてその後2人が結ばれたらまだ良かったのに、引き戻せないくらいのことしてて残念。さらにこれからどうなることか。。

気持ち悪い

結構えぐい描写が多くて、気持ち悪かったです。読んでいくとキツかったので途中でドロップアウトしてしまいました。