【ネタバレあり】愛すべき娘たちのレビューと感想

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3.0
かつては娘だった
「きのう何食べた」から本作に来た。高評価で母娘の話とあったので興味を持ったが、期待はずれだった。主人公の雪子と母親は言いたいことを言い合い口喧嘩が絶えないが、内実は信頼と愛情で結ばれた親子であることが最後で示される。個人的には、母親とその母(雪子の祖母)との関係が胸に刺さった。幼い時から可愛いと言われた母親が自惚れないようにと顔の不細工を取り立てて言い続けたため母親はそれがステイグマ(心の汚点)となってしまう。親から、褒められることはおろか顔や性格の欠点を何かにつけて言われると傷つくし大人になって許せても一生忘れることはない。子どもは親の所有物ではないし、同じ一人の人間なのだ。2編目の女子大生の話はいきなり唐突な出だしで内容も他から浮いて見えた。本作で特に気になったのは顔の描き方で、斜めから見る横顔の目尻の幅がやけに広くて不自然に見える。
by チャぺ-
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3.0
奔放で癖のある母親にがんが見つかり、娘よりも若い元ホストで時代劇俳優を目指す色男と3人同居する事に!
by アプリコッコ-
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4.0
母と娘
昔のお母さんとてもきれい
でも脚が出るって面白い
母と娘の関係性はむずかしい
自分も娘が出来て、反抗期の今 距離感に戸惑ってしまう
このお話をじっくり読んで考えたいby A-t-
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5.0
莢子さんの話が一番よかったです。
『人に分け隔てなく接する』ことをつきつめると、莢子さんのように、結婚しない道になるんだなと思います。by 水晶球-
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5.0
娘
「女性」を、上手にえがいているとおもいました。心理描写もするどいので、とてもよみごたえがある作品になっているとおもいます。
by 匿名125-
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4.0
大好きな作品
完全に作詞買いですが大好きな短編集です。
それぞれの母と娘の関係がリアルで綺麗ごとだけでは済まない生々しさがあります。by Saaya1235-
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3.0
親子
この親子はたくさんケンカをするけれど、お互い思ったことバンバン言って、何も気を使わない。時々本音過ぎちゃってあ然としてしまうけれど、親子だからこそ言い合えるのだと思う。
by ツネジ-
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3.0
女という生き物
女のさまざまな恋愛模様を描いた作品集。
片思いだったり、家のためにお見合いしようとしたり、女はなかなか単純にはいかない生き物じゃないかなと考えさせられる面白い作品です。by なしでいいよ-
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4.0
作者読み
今年、作者買いをした作家の一人。大奥でびっくりした後、この短編集で腑に落ちました。とても人間というものを知ったストーリーテラーです。大奥は途中でお涙時代劇になってしまい、初めのオリジナルな歴史解釈が普通の歴史物になってしまって、かえってがっかりしたけれど、この短編は良かった。よしながふみさんは短編の作家だと思います。一つのキャラクターにこだわって長引かせるより、すごく練った心理劇で人間を駒のように扱う方が向いていると思う。
by 漫画好きになりました-
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5.0
奥深い
娘がいる母親の、細い感情線を触れる、気持ち、揺れ、娘の成長を丁寧に長く描かれていて、これはおすすめ。
by sukaol-
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