【ネタバレあり】機能不全家族のレビューと感想（11ページ目）

絵は優しいですが、内容はシビアです。家庭が崩壊して行くさまが書かれています。この家族のいく末が心配です。

どこにでもある家族が少しずつ、食い違っていき壊れていく様子がかかれていて、
ドキドキしながら読みました。

母親の暴力と父親の無関心

自己愛が過ぎる全身疾患の母親は、夫婦のストレスを子供たちに向ける。反抗する力のない小さな子供にしたら恐怖以外ないでしょう。しかしそれでも母親を嫌いになれず母親を求めてしますのが子供。
父親は無関心というよりは、すぐに行動に移せないタイプの人間なのかなぁ…
自分と妻の両親を呼んで話し合いをして、子供たちと母親を離した行動力はかなりのものと思いました。
それでも長年の暴力で傷ついてしまった心は長い年月影を落とします。
母親からの暴力の被害者であり、また、弟や妹に対しては加害者でもある、という意識のつらさ。
最後は祝福されて物語の終わりを迎えてはいますが、これがもし作者の体験談なのだとしたら、その後の姉妹弟がどうなったのか、幸せに暮らしているのか、が気になります。

まず、何故この夫婦に３人も子供が出来たのだろうと思いました。３人も作る前に、このお父さんは母親の疾患に気付けなかったのかな？お医者さんなのに。可愛そうなのはただただ子供。小さい子供にとっては親が与えてくれる世界が全て。あんな小さい内に植え付けられた世界から抜け出すのは容易ではないと思う。

自分の事は自分で考える

大変な親のに産まれ大変だったと思います
しかし、どうしてしっかり生きて行こうと思わないのでしょうか?
親は親、自分は自分なんだよ
あてにならない親なんだからあなたが何しても興味ないのよ
どうなろうと知った事ないんだよ
この話の主人公の父親は良くやってるよ
人の行動に関心がない発達障害かも？お母さんは家の中で暴れ暴力振るのも病気かもね

私も母が病気で早くに死んで父は不定期な仕事だったのでネグレクト、子どもだけで月半分は過ごしていました。
先生にも母親がいないからと意地悪されて、忘れ物しようなものならクラスのさらし者にされてたよ。

新しい母親と連れ子がきたらお金や食べ物はくれないし、継母はヒステリーでした。
父親と喧嘩すると亡くなった母親の悪口を私達にあびせて、あんたちもそうだと言われたよ

でもね私達兄妹は負なかった
真っ直ぐ育って普通に結婚をしたよ
連れ子のほうが精神病になったり離婚したりしてるよ

親の遺伝なんだろうか
他人に認めてもらいたい、必要とされたいとか笑える。良いように利用さらて遊ばれてるのがわからないなんて馬鹿よ

結構裕福な家なんだから好きな事させてもらえそうだし何が不満なのかわかりません

この手の話しが多いけど主人公が甘すぎてムカつく
もっと苦労して生きてる人は沢山いるよ

怖い

人がおかしくなるって元々の性格とかも
影響するんだなぁ
人にもよるんだろうけど。
あとは、周りの人がどう関わって行くのか
そんな事を考える事ができた本でした

暗いけど

この漫画以外、読んでいるのは、恋愛物。目にとまり、読みました。毒親に育てられるとこうなってしまうのかなと。

現在社会的にも問題になっている虐待の話。ひとこまひとこま登場人物の思いが読み取れ、考えさせられるマンガです。まだまだ途中なので続きが気になります。

自己肯定感が低い

自分も機能不全家族に育ったので、主人公のように自己肯定感の低い、生きにくい人生でした。主人公のように自分の身体を辱めたりはしなかったけど、人に嫌われるのが怖くて、男性からの飲み会や食事の誘いが断れず、女性達から男好きだと言われたり、いじめられたりして辛かった。求められると答えないといけないと脅迫概念がいつもつきまとい苦しく辛いのだけど、周りには「断ればいいのに」と言われるばかりだった。ある程度の年齢を重ねて自分はしたくないことを無理にしなくてはいいのだと、やっと自分言ってあげれるようになった。主人公が立ち直ることができて本当によかった。もっと自分を傷つけてしまう前に子供たちにそのことを伝えてあげれたらいいなと思う。その意味でも良い作品だと思いました。

怖い

父親が避難されがちかもしれないけれど、感情や愛情表現がとてつもなく下手なんだろうな〜と思いました。
それにしても母親からの虐待は逃げられないたけに辛い。