4.0
とてもリアル
とてもリアルです。なぜなら、この母親、私とそっくりです。現在私は児童相談所で相談しています。私はまだここまでひどくはないですが、心境はとてもよく分かる。
これは母親だけがおかしいのではなく、父親の無関心が引き金になってます。私もそうです。結婚したのはただの家政婦要員だったらしい、全然他人に興味がなく、私の話を聞かない夫。
子供とはよく休日に遊びに行くのです。それは、自分がそういうよい父親でありたいから。かといって、子供達の教育やしつけ、世話など根本的な育児の部分はまるでノータッチ、無関心です。話をもっていってもすべて私に押し付けます。
医師は転勤が多く、奥さんはほぼ1年おきに毎回新しい土地で新しい人間関係を築かねばならず、ものスッゴクストレスです。
なのに、頼れる身内が近くに誰もいないということになります。だから精神的に私もおかしくなりそうでした。
夫は仕事のことしか考えてないから、そこら辺の苦労をまるで理解しようともしないです。これが、最初の主人公の母親の「どれだけ大変か分かってない!」に繋がると思っています。
母親がおかしいのではない、父親も同等の責任があります。
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