5.0
5〜8話。父と息子。毒母親の姑。
首つり少年〜父と母の情事を垣間見てを、読みました。
5〜8話。ネタバレ感想ご注意ください。
ルメールの作品を漫画化したものです。
主人公のにんじん君(あだ名)は、首つりをしますが失敗に終わります。
にんじん君は学業不振。母は病弱。
祖母は、孫のにんじん君を毛嫌いし、母を溺愛。
理由は借金残して死んだ父親に似てるから。
学校でも浮いた存在でしたが、ある日、学校におじが面会に来ます。
実は父親でした。
借金の肩代わりの代わりに会わないのが、条件だったのですが、
なぜ?
それが人の情さ。と父。
父は週末も会いに来ます。親子で魚釣り。夜は別荘でお泊り。勉強のアドバイスも。
効果はすぐ出ました。やればできる子。
ある週末では、祖母が父を毛嫌いする理由も聞きました。
父は夢を諦め婿養子に入ったのですが、祖母にずっと虐められてたそうです。
にんじん君は成績も急上昇。
父は息子に、「母に会いたい」と告げます。
息子の計らいで、母と会う事が出来ました。そしてキスをするのですが、
息子は引いてしまい、祖母に通報。
かけつけた時には、2人はベッド。
「どうして僕を連れて行ってくれないの。母さんばかり。」
息子の言い分もわかる父は謝ります。
祖母は、父を殴ります。歯止めが効きません。
そこへ、息子が後ろから祖母をさしました。
「しんじまえ。くそばばあ。父さんはろくでなしじゃない。父さんをいじめて、僕をいじめて、、、」
祖母は命に別状はなく、母に愚痴りますが、
母も腹は決まってました。
さようなら。もっと早くこうするべきだった。
親子3人で船に乗り、外国で親子3人の生活が始まります。
感想。私は姑は嫌いでして、その目線での感想です。
クソババアが諸悪の根源じゃないか。
物語は、夫婦の目線、子供の目線、最後が、きっちり表現されていたので良かったです。
国や時代は違えど、毒母親はいるもので、
親子を引き裂いた段階で0点。
抑圧されたものが一気に出て、クソババアは堕ちました。
少しでも優しさがクソババアにあれば、こんな事にはならないのに。
こうでもしなきゃ、親子は一緒になれなかったか。
傷害は肯定しませんが。
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