みんなのレビューと感想「おうちで死にたい～自然で穏やかな最後の日々～」（ネタバレ非表示）

もっと早く読みたかった

5年前に父、二年前に母を見送りました。
父は病院で、母は施設で最後を迎えました。
二人とも家で最後を迎えたかったはずですが、会社経営で時間心に余裕なく、両親も分かっていたので「自宅で・・」とは言えなかったはずです。
いろんな見方・考え方があり、何が正解かはわかりませんが、この作品を読んで、もっと何かしらの選択肢はあったのではないかと考えさせられます。
押し付けない寄り添うことの大切さ・難しさ、とても伝わってきます
いつか誰かに寄り添えるような人になりたいですね。

伝わりやすい

在宅医療の、心の部分がわかりやすいです。
ご本人、看護する人、家族、いろんな立場の人が関わり合いながら、毎日を過ごして、いつか終わりがあるんですね。
自分の親が高齢なので、自分の家族はどんな看取りをするのかなと思いながら読みました。

凄く良い作品です。
心暖まりましたし、知らなかったことが解りやすくて描かれてていて、非常に勉強になりました。

わかる

すっごくわかるし、共感できるけど、同じような経験した人にはちょっとつらいかなとおもいました。未経験だといいとおもう。

興味深い

とても勉強になる物語ばかり。
誰もがおうちで最期を迎えたいと思うので、参考にできることが多く、この先の人生に必要な知識もあります。
今後の参考にしたいです。

明日は我が身

自宅での緩和ケアに関する作品はあまりないので、学ぶことが多くありました。自分の親や自分自身、夫が今後もしそういう状況になったら…とシミュレーションしながら読んでいます。今後こういう知識が必要になる人は増える一方なのではないかな。良い作品です。

泣けた

すごく考えさせられるし、感動するし、泣きました。
最期をどこでむかえるか、、誰もが逃げられない死に対して深く考えさせられるテーマでした。

自然と涙が…

とてもリアルで、丁寧にその人の最期が描かれており、自分の大好きだった祖父母の最期と重ねてしまい自然と涙が出ました。
人の最期はどういったものなのかを知ることができますし、物語としても素晴らしいのでぜひ読んでみてほしいです。

頭の下がる思い。

16歳の頃から寝たきりの祖母の介護を手伝い、訪問看護師の方にはお世話になりました。
言葉に出来ない程の苦労もあられたと思います。
それでもニコニコと介助して下さり感謝しかありません。

自宅で看取り

私も数年前に父を家で看取りました。
コロナ禍で病院では家族が会う事もできず、父の懇願で家に戻りました。
この作品を読んでいると当時の事が思い出されます。
これからそういった経験をするかもしれない若い人たちに、こういう看取りもあるんだと示してくれる、とても有意義な作品だと思います。