【ネタバレあり】性と罰 ～復讐は棘のように～のレビューと感想

テーマの重さにしては

重いテーマなのに、サクサク話が進んで、ご都合主義っぽく感じていたが、最後に実話がもとになっていると書いてあり、だからなのかとも思った。描写がオーバーなのも、安っぽく感じたが、実話ありとなると何も言えない

一気に読んでしまいました

最初は、こんな偶然あるかな？と。
自分をレイ◯した犯人と、職場で再会なんて、、私だったらそのまま働かないかな。
そんな経験はないけど、そんなおぞましい事なんて考えられない！

そして主人公はどんどん梶木君に惹かれていくけど、レイ◯魔と気付いても気持ちを抑えられてないし、この話が実話が元になっているらしいので、現実にあったなんて。私は主人公のかおりみたいにはならないし、むしろレイ◯魔だと職場に言いふらすかな。

これは・・・。

話の内容的に、進むにつれ、とても苦しくなってきます。男性も改心して一生懸命生き直すけど、過去の過ちが重すぎて、女性に「許してあげて」とも言えない、とても辛いお話です。読み進めるのが怖いような。

納得の評価

見事に評価が割れてるのは当然
ストーリーが雑すぎるし色々とイラモヤ
トラウマ作品にも良作はたくさんあるが
これは途中でギブアップ

うーん…テーマが重く壮絶…と思ったら実話って本当でしょうか？心身ともにズタボロにされ５年やそこらで「過去は過去」と気持ち切り替えられるでしょうか？ましてやいくら改心したとはいえ、その加害者と恋人同士になれる？？ちょっと感情移入はできないかも。

こんなことある？ってぐらい悲しい…

昔、自分を酷く傷つけた相手がまた自分の目の前に現れるって…めっちゃ辛いよね…
いくら更生したとは言え、その更生姿に惹かれるとは言え、昔の傷が到底癒える訳もなく、結果、復讐に走っちゃったけど、多分めっちゃ後悔してるよね…
悪いのは最初に傷付けた相手だけど、変わろうとしてた部分も思うと凄く複雑で考えさせられちゃうなぁ…

こんなことはあってはいけない

性被害者が加害者と偶然再会。それだけでも恐怖なのに、加害男性が被害女性に好意を寄せる。被害女性も承知で復讐のためとしつつデートに行く。しだいに恋愛関係になる。いくら更生したとかでも流石に自分を傷つけたことを忘れて、堂々と生活していたら許せない気持ちになるのは当たり前。だからデートなんか行っちゃダメだよ。無防備すぎる。どっぷり愛してしまっても、復讐心からあやめてしまってもどちらも被害女性にとっての地獄。人生で2度と出会わなくてすむように、どうかして欲しい。

私なら無理

復讐と言うキーワードで読み始めましたが
酷い暴行のあと山奥に放り出され
人間として冷酷な事をした相手を反省したからって
許せないしまして結婚までするなんて
絶対無理です。
実話とありますが、主人公はお姉さんに家の事(母親)全て任せて結婚も延期にしたのに感謝の気持ちがないどころかお姉さんを煙たがって逃げる冷たい？人だから暴行した加害者を好きになれたのかも知れませんね。
加害者は主人公のこと優しいと言いますが、特に優しいとは感じませんでした。

性被害にあった被害者と同じ職場で出会った加害者。被害者にとってトラウマになった加害者に惹かれ、本人とは思いたくない気持ちも分かる。実話だし、重い話

家庭事情を罪の深さに反映するのはおかしい。犯罪は犯罪なんですよ。家庭事情に問題ある人でも、ちゃんとした判断できる人がほとんどです。理由にしちゃいかん