5.0
好きな作家さんになりました
夜の街が似合う極彩色の眞白
恋人は最低クソ野郎の洋一
ベッドでどんな酷い事されても気持ちいいと言う眞白が切ない
相手が求める自分になる事で、自分の存在意義を感じてる
そんな眞白が大地と出逢って、初めて優しくされたり大切にされて戸惑う
大地と一緒にいる眞白の表情が、だんだん穏やかになっていくのが良かったです
途中で小悪魔的な弟が絡んできて苦しみますが、大地が眞白を色んな意味で救ってくれます
そこには極彩色の眞白は居なくて、大地色に染まった素の眞白が居ます
もう自分を偽らなくて良いんだと幸せを感じてる眞白が見れて良かった〜
最後の表情がとても印象的で、読んで良かったと思いました
- 1