4.0
かつて背中を預けてきた右腕の部下が突然皇帝になった。
3年経ちその皇帝から、ある日呼び出される。
男も憧れる女将軍だった主人公に、女の園の後宮に入って欲しいとお願いされるところから話しは始まる。
この主人公が実に豪放磊落、本当に素敵です。皇帝から、仲間以上の気持ちをもたれていると感じつつも、一線を引き、あくまでも国家運営の戦に巻き込まれている皇帝の助けになる為、皇后として側にいて共に生きる事を選びます。
嫉妬や陰謀渦巻く後宮内でも、その人間的魅力で、味方を増やしていく。
ちょっとやそっとの意地悪には子供相手の様に物に動じない主人公がカッコいいです。
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