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保護司という仕事はしっていますが、本当に大変な仕事なのに無償なんですよね。福祉の仕事はボランティア精神や優しさだけで成り立つわけじゃないのにと悔しく思います。主人公の仕事への思いがぶれずにいるところに救われますが
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保護司という仕事はしっていますが、本当に大変な仕事なのに無償なんですよね。福祉の仕事はボランティア精神や優しさだけで成り立つわけじゃないのにと悔しく思います。主人公の仕事への思いがぶれずにいるところに救われますが
まず、保護司が無償なのを知らなくて、いろいろ勉強させられました。きれいなうちはその心で接したい、の言葉が頭から離れません。
正直、絵はあまり好みではないのですが、ストーリーがしっかりしていて面白い作品です。
まだ前半しか読んでいませんが、主人公のブレない仕事に対する姿勢が素晴らしいです。
幸せになってほしいです。
知らなかったけど、お給料もらわないで結構大変なお仕事なんではないかと。保護司のリアリティは知らないけど、この話のように結構近い距離で接したりするなら相当な危機管理能力と覚悟が必要かなと。世間に知ってほしい裏話のように思うし多くの方が読むことを期待したいですね。そして、「人は、人のキレイごとの部分につけ込むんだ」ってセリフは心にグッと差し込む言葉でした。
人との出会いは学びになると言うけれど、人生が長くなるほど心砕いて思いやって、結果ひどい仕打ちが返される経験も増え、都度学ぶべきことを自身に問うと「困った人間に救いの手を伸ばすな、臭いものには蓋をしろ、人の不幸は指さして笑えるようになれ。」という最悪の教訓が成り立ってしまう。情けない。だからこのヒロインが言う「綺麗ごとが言えるうちは、言っておこう」というのは共感できる。「情けは人の為ならず」で良いから、人生経験豊富になるほど本当は情け深い強い人間にならないといけないですよね。
ミステリアスな保護司の女性と保護観察対象者の話なので、明るさはあまりなく、真面目なストーリーなので、好みが別れると思います。絵柄が堅苦しいので、★減らしました。