みんなのレビューと感想「前科者」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

保護司って

まず保護司が無償だとはまったく思わなかったので、驚くとともに稀有な役割だと思いました。
犯罪歴のある人と関わるのは誰でも怖いし、その人を逆戻りさせないような働きかけをするのは、
専門職としか思えないのですが。国は何かの形で報いるべきですね。それはそれとして、主人公の女性の真っ直ぐな思いが周囲に波及して、絡まり合った複雑な関係が更生にも良い方向へと回り始めそうな気配。次回が楽しみです。

罪をおかしてしまった人の社会更正を手助けする保護司
保護司は国家公務員だけど無報酬… というのを初めて知った

この作品の元犯罪者のように、周りの環境やよくないタイミングが重なったら…
もしかしたら自分も罪をおかしてしまうのでは… と思えるリアルさがあった

阿川さんみたいな保護司が親身になってくれたら、再犯防止に繋がるかも
無報酬でも保護司を続ける阿川さんも、きっと何か抱えているんだろうな

保護司という仕事について

保護司という仕事を全く知らなかった。
普通に生きていたら知らないのも無理はないと思う。
前科者の身元引受人が仕事だからだ。
悔いを改めた前科者なら良いかもしれないが、装っているだけの場合、保護司に危険も及ぶのではないかと心配になる。
女性なら尚更。
しかも保護司は無給ということに驚きを隠せない。
無給であるにも関わらず、親身になって再就職の口添えをしたり、住む場所を提供したり。
食料を渡したりするのも、自腹とは。
ブラック過ぎて驚きを隠せない。
保護司という職業が世間からも確立したものになる事を切に願うばかりである。

続きが気になる

タイトル通りですが、やはり犯罪者側に焦点を当てると…切ないです。主人公の保護司もクールでどこか陰がある感じも気になります。

一人の対象者(前科者)が物語ごとに終わり、次の対象者って感じで作品が出来ています。なのでどんどん続きが気になって、気づくとたまっていたポイントがだいぶ消費してます（笑）

こちらはドラマと映画が実写化されるようですが、それぞれがどんなキャストで演じられるのかも気になるところです。

興味本位で読み始めました

画もそこまで好みではなかったのですが、興味本位で読み始めたらはまってしまいました。
普段接点のあまりない「前科者」とそれを取り巻く周囲の人々の感情、生臭い人間の心模様がとてもよく描かれているとおもいます。
読み進めると最初は好みではなかった画にもどんどん引き込まれていきます。
非日常でもあり、ややもすれば誰しもが周囲でも起こり得る世界を垣間見ることの出来る作品だと思います。

保護司という国家資格保有者は、日本には5万人いるらしい。
そして、非常勤のボランティアということで無給。これには驚きです。

犯罪を犯した人の更生を助けていく職業は知らなかったので読んでみたら、とても面白い！

主人公は人間くさく、好感が持てます。
他の登場人物たちも作家さんの描き方が上手いのか、親近感が湧きます。
早く続きが読みたい作品です。

保護司

前科者が仮釈放や出所後のお世話をする人
弁護士はお金を貰えるけど　保護司はボランティア

〇人はダメだけど　どうしても許せない
仮釈放で出て来た人を焚きつけたり
皆に言いふらしたり　本当に更生をしようとする人を
邪魔する人もいる

身内でも無いのに親身になって心配して
色々助けてるのに・・
お金の為に遣ってる訳では無い・・

なかなか出来る仕事では無いです

面白い

ネタバレ レビューを表示する

出所した人には昔の知り合いが関われない環境って大事なんだなと思いました。
支えてくれる身内が居たほうがいいのかと思っていたのですが、誘惑に負けて再犯になると未来が潰れてしまう。
ただ、確かに立ち直れた人はどういった経緯で前を見ることができたのか気になるので、少しイライラするところもあるけれど、話の先が気になる面白い漫画です。

保護司の女性の話です。
タイトル通り「前科者」が日常生活を送れるよう、支援をしていくのが保護司の仕事。そう聞くだけでも大変な仕事だと感じますが、なんと保護司はボランティア。主人公も訳ありのようですが、まだ明かされていないので気になります。
魅力的なキャラクターが多い漫画ですが、個人的にみどりさんが好きです。
今後も楽しみです。

１話読むごとに、何だか切なくなる作品。借金を返済するために新聞配達とコンビニのバイトを掛け持ちしながら、保護司を続ける主人公。
非常勤の国家公務員でありながら無償。制度が出来た時代背景が分からないけど、あまりに酷くないですか!?前科者の再犯を防ぐという重要な任務を任せるのであれば、無償は不味いんじゃないか…!?
制度に問題提起する深い作品です。