[小説]殉愛のしずく
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あらすじ
本渕商事に勤務する北原朝日は念願が叶って、社長・本渕清一郎の秘書に抜擢され、彼の役に立ちたいと日々努力していた。若いが経済界が注目する辣腕経営者の清一郎は、容姿にも恵まれ恋の相手は常に複数いる。出張先の一夜、真面目で堅物の朝日を気まぐれで抱いた清一郎だったが、初心で健気な朝日に次第にのめり込んでいく。だが、朝日には清一郎に明かせない大きな秘密が……!? ※本文にイラストは含まれていません
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みんなのレビュー
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泣きました(T_T)
はじめに、主人公の朝日が健気過ぎて泣けました💧
お相手の清一郎は、ハイスペックな大企業の社長で遊び相手には事欠かない。
でも両親の離婚で傷ついた事で、恋人は1人に絞らず、結婚もしないと言うスタンスの人。
なのに、たまたま気まぐれで手を出しちゃった秘書の朝日にドンドンのめり込んじゃって、自分でびっくりしちゃってます(笑)
注:男性に手を出したのは、朝日が初めてです。
まぁ、ウブで性格の良い朝日が可愛くてしょうがなくなっちゃったんですね。
ですが、朝日を心底愛してしまったが故に、両親への誤解を拗らせちゃってる清一郎は、それが原因となり朝日を激しく罵倒します。
失意の朝日は、清一郎の前から姿を消しアパートも引き払い行方が分からなくなります。
その時の朝日の様子には、本当に胸が痛みました。
雪道をフラフラ歩いている朝日を見つけ、車内で濡れたコートを脱がせようとする清一郎に「僕には、もうこれしかないのに。取らないで!」と抵抗する朝日。意識が混濁して、清一郎だと分かってないんですね。
それは、朝日が清一郎から唯一プレゼントされたコートでした。
もう涙が止まりませんでした。
朝日の一途な愛が報われて良かったです。
それにしても、両親はもう少し清一郎にその当時の事を説明してあげて!って思いました。
特にお母さん。まぁ不器用なんだろうなぁ。by やちのまる- 1
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