王母に選ばれた者は次の王。
たどり着けなかったときは、正しき道を選ぶ妃を連れて再びやってきて、彼ら(王母)の導く「正解」へたどり着く。
からくり(王母の目)を知らなかったとはいえ、主上はそれを踏まえて二人を行かせたってことでは…?
老師の「この際血を薄めるのであれば、いっそこのような者を取り込んでみては。」に、猫猫はすごい顔して「は?」てなったけど(荒唐無稽なことをって感じ)、主上は面白いかもと笑った。これは肯定だよね。
老師の「他所の血が入ることを快く思わない連中も多いでしょう。お気を付けください。」に対する壬氏の「分かっている。」の表情がね…男前!いや、そうじゃなく(そうなんだけども)、重々しくてものすごーく真剣ですね。そうなると猫猫の命を危険にさらしてしまうということだよなぁ。
老師は王母が統治できたのは聡明さゆえだと言った。その上で、取り込んでみては?と猫猫の聡明さを認めている。毒舌だけどね。
そりゃ羅門と羅漢の血縁なんだから、ただの小娘なわけないやんか。実に爽快やった!でも賢すぎるのも邪魔者として狙われやすいから、ちょっと心配。
「とても平和で、気の長い『乗っ取り計画』」だったはずが、選択の廟が使われなくなると、そうもいかない。
先帝の時代に後宮が拡張されたってのは王母の血を何とか残したかったからやろうけど、結局上手くいかず、王母の目は受け継がれなかった。(現に主上にも壬氏にも廟の「正解」はわからなかった。壬氏も最後の扉の前で「青い扉などないぞ!」と言った。)
だから例え平和的でなくとも、王母の血を受け継ぐ者を王座に着かせなければならないと考える連中が画策してるってことやな。
これまでも十分面白かったけど、色んな意味で私にとって過去最高に面白かった回。
面白すぎて、話コメントなのにめちゃくちゃ長くなってしまった…お付き合いくださった方がいらしたら、ありがとうございました。お疲れ様でした。笑
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