みんなのレビューと感想「シロがいて」（ネタバレ非表示）

完成度の高い作品だけど

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完成度の高い良作だと思います。
家族って良いことばかりじゃないし、その結びつきは理屈じゃない。それをしみじみ感じさせてくれました。
ただ個人的な好みで、どうしてもお母さんが好きになれなかった。
ちょっと自分の母寄りというか、古い女性像過ぎて、読んでいてモヤモヤして。
自分にとってこうはなりたくないなーという女性像。
いつも変わらず家をきれいに保ち、美味しい料理を作ってくれて、でも男としての夫を理解するわけでもなく、息子のために夫に意見するでもなく。
女友達だとしたら、すごく話しごたえがなさそうな。
お父さんが愛人と別れられなかった気持ちが自分には何となくわかる気がした。
でもそんなお母さんだからこそ家族を守れたのかもしれないけれど。

せつない

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ネコに目がないので、無料からつられて全話読みました。淡々と家族の数年がネコの成長とともに描かれていて、きれいごとばかりではないリアルな家族感を感じました。読んでスッキリするわけじゃないですけど、色々ありつつの家族の絆を考えさせられました。

生きてたら色々ある。でもこの家族にシロがいて、よかったなぁ。
１話目でみたメガネ堅物お父さんがまさかあんなことになるとは思わなかった。モブのようなお母さんが心に抱えてるものとか、そこはかとなく他人を見下してるプライドの高いお姉ちゃんに待ち受けてる未来とか、どれも甘くはないのですが、ラストはスッキリしてて後味は悪くないです。かぼすみたいな感じ。

まだ無料の1話しか読んでませんが、楽しそうな画風とお話のテンポです。
なんでネコ？どこからのネコ？
お父さんが拾ってきてないのならどこからやって来たんだろー？これから先が、楽しみです

お父さんがんばれ

小学生も高学年になると、誰もが一度は通ると思うが、父親が疎ましい。そこに、不細工なネコちゃんがなんともお父さんを励ましているようで、ホッとする作品。

ネコ

ペットを飼いたいなあ、といつも思っているので、なんか、ぐっとくるものがありました。そうだよなあ、ペットって黙ってるけど家族だよなあ、って改めて思えた作品です。

いつも近くに

ある日、新しい家にどこから来たかわからない白猫がやってきて、家族になった。シロは、愛想がないけど、近くで家族のことをみつめてくれる。

いつのまにか、家族？誰の招待？誰の優しさ？小さい子だから、可愛くて、みんな甘い。本当の家族になったら、可愛いたげではなくなるけど。

ネコ好きなんですが、飼ってません。なぜって疑問が出てくるから、こんな外にいた猫を拾ってすぐろお家に入れてって出来る物なの！？

純粋に猫マンガかと思っていたのですが、思ったより重いテーマでした。この作家さんが好きなのですが、他の作品の方が好みでした。