4.0
第4〜6話の感想。虐待。接見。
第4話〜6話の、見えない愛クレヨン〜の感想です。
思い切りネタバレです。ご注意下さい。
典型的な児童虐待で最後子供が亡くなる話です。
18歳で産んで親戚にずっと預けてましたが、親戚の負担が重くなってきたので、仕方なく6歳になった息子を、24歳の母親と24歳の義父が引き取るところから始まります。アパートには異父兄弟がいました。
ネグレスト、暴力、亡くなる、逮捕へ
という流れです。子の親なら泣けます。
物語の途中で、6歳の息子に虐待の形跡があるので、児童保護センターで保護になりました。母と義父は返せ返せと喚き散らします。
しばらくたって、息子が明るくなってきたので10日間の一時帰宅が認められました。
その10日間で悲劇が起きました。
逮捕された母の元に、児童保護センターの6歳の息子を担当していた職員が接見に来ました。
母は職員から激しい非難を受けました。センターでの息子の様子を聞かされました。(ここは6話を読んでみて下さい)
母は息子は可愛かったんです。ただ世話がろくに出来ませんでした。義父は息子を可愛がりませんでした。仕事も辞めていました。
私の感想。
ただただ悲しい。一緒に暮らしてる時に何で愛情を息子に表現出来なかったのだろうか。
義父が悪影響与えたか?母に。
息子が亡くなった時の母の悲しそうな顔は本心。センターに保護された時の喪失感も本心でしょう。
下手なら下手なりに何で愛情表現が出来なかったんだろう。暴力やら脅しはしつけではありません。
考えさせられる作品でした。
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