みんなのレビューと感想「違国日記」（ネタバレ非表示）（70ページ目）

タイトルから転生ものかと訝ってしまいましたが、すみません
主人公１の両親が突然亡くなるとこじゃら始まりビックリしたけども
その子がどう生きていくかって話だけじゃなく、叔母の槙生さんの在り方も丁寧に描かれていて、とてもじんわりくる素敵なお話です
槙生さんの軸がとても好きです

難しい?

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おばと姪っ子の話なんだけど、もう親子以上の関係になっていってるよなと思います。

心理描写の緻密さ、ラフに見えて繊細なタッチの絵。どれも素晴らしいと思います。映画化されるのも頷ける、ドラマです。

ただ、少し登場人物が色々考え過ぎというか、そういう性格に描いているのは承知してますが、やはり自分には少し難しく考え過ぎでは?と思うところもあり、☆3で。

考えさせられるストーリー

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「偉国」の意味にこだわり過ぎました。姉の子を引き取り暮らして行くうちに折り合いをつけながら暮らす大変さは、何となく想像できますから。自分を大切にしたいし、他者も理解し尊重したい。「当たり前」や「普通」って以外とめんどいし難しいよ！

とても素敵な作品をみつけてしまったような感覚がっ！！
人間って…こうだよね（泣）この作品の言葉とか間がすきです。

ランキング上位で気になりました!!

あちらこちらで話題になってた作品で、レビューも高いので拝見させて頂いております。絵も綺麗ながら、重めなスタートでしたが考えさせられる内容に、共感と現実の痛みを感じます。また難しい中学から高校へと成長する時期って、体もメンタルもそれぞれ成長痛がある感じで、乗り越える事が増えますよね…。思い出しつつ、大人になってきたので(笑)槙生ちゃんの気持ちも考えつつ楽しく読ませて頂きます。

せつない

どうしようもない性分のせいで、姪を愛せないまきおちゃん。
私なら、朝ちゃん可愛くて仕方がないけど、そういう世界の人なんだよね。
ずっと歩み寄らずに続くのだろうか。楽しみ

みんな違ってみんな良い

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槙生を見た時、「結衣ちゃんだ！」
と思うくらい映画のキャスティングが最高！
槙生が朝に対して「私はあなたを決して
踏み躙らない」と伝えた場面にグッときた。
人は、悪意はなくても、自分を守るために
知らず知らずに人を踏み躙ってしまっている事がある。
それを決してしない！と言ってもらえて、
朝は、どんなに安心しただろう。
お互いぶつかり合いながらも、
距離感を探りながら生活する様子が微笑ましい。

教育するあらゆる立場の人に読んでほしい

主人公はもちろん、登場するほぼ全てのキャラクターに感情移入できる。「こういう考えで、こういう発言しちゃうよね、わかる」という場面がたくさん出てくる。もちろん同意しないこともあるが、考え方を理解することはできて、私の普段の生活で人と衝突してしまった時に、ふとこの作品のキャラクターが助けてくれる感じがする。今までは自分が悪いとか相手が悪いとか思ってしまうこともあったが、そのように善悪ではなくて立場の違いで理解するとはどういうことか考えるタイミングをくれう作品。

イライラしてしまうことこそ

どちらも悪いと断じきれないこの状況において、朝が槙生ちゃんの伝えたいことがわからないことに苛立ってしまう。高校生ならもう少し分別つくでしょ、と思ってしまうけれども、そこでこなれた感じで受け流してしまうことが私がやってきた”かしこい”高校生であったと思った。
そんな私であるから、食い下がって自分の納得がいくまで会話しようとする朝に対して苛立ってしまう。
つまり私もまた「これくらい普通わかるでしょ」という態度になってしまっているのである。
読者の苛立ちをかきたてつつ、両者の立場をわからせてくれる話だった。

雰囲気がステキ

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なんと表現したら良いかわかりませんが、静かに日常が進んでいく感じが好きです。両親をなくした姪の面倒を見る小説家、という非日常的な設定ですが。どこか地に足がついていて、言葉が表現が丁寧に描かれていて、じんわりきます。