みんなのレビューと感想「違国日記」（ネタバレ非表示）（22ページ目）

導入が難しかった

全くもって状況も言葉の意味も掴めない導入で、読み進めるのをためらいましたが、徐々に慣れてくると続きが気になるように…。両親を亡くした子どもがたらい回しになるのを見かねて引き取る作品は多く、こちらもそんな感じではあります。ところどころ意図することが分からなかったりはしますが、雰囲気は好き。これは好みが分かれる作品かな、と。

これはもはや…

純文学です。
漫画で描かれた純文学。
心にゆっくり染み込んでくる作品です。
大嫌いな姉が亡くなり、その娘を思わず引き取ることで物語がはじまります。
不器用で拙い、でも裏のない感情で姪と向き合う女性。まだまだ不安定で、自分の心の機微にばかり敏感になってしまう年頃の少女。
このふたりがどんな道を歩むのか、最後まで読み切りたくなる作品です。

あまり関わりの無い親戚と2人で過ごす、ということが初めは大変そうだなー位にしかおもわなかったけど、読み進めていくうちに、互いにかけがえの無い大切な時間を過ごしているなぁという気持ちに変わっていった。親が亡くなる、という大変な出来事をただの辛い事、から成長するための出来事、に変えてくれたのはまきおさんだと感じた

子育てしていた頃、少なからず朝のおかあさんと同じ場面あったと思います。子供から頼られたいと言うか大人だからちゃんとしてるとこを自己満足で子供に見せたかったのかもしれない。正しいかどうかよくわからなかったことでも。
なぜ弱いところを隠してたのかな、、、もう少し読み進めていくと自分の想いもまとまるような気がしてます。

内容が濃い

最初よくわからなかった。でもだんだん全体像が見えてきて、先が読みたくなった。世間にはある話、でも周りにはあまり無い話。どう展開していくのか楽しみ。

好きな作品

淡々と描かれているんだけど、なぜか引き込まれてしまった…。ゆっくり時間をとって読みたいなって思ってます。

親になるとは

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はたからみた親、擁護者。こうあるべきって怖いですね。血は繋がっていても他人だし、ある程度成熟したら知らない部分があっても良いと思う。幾つになっても自分の好きな事、苦手な事も変わらないです。全てを含めて容認してくれる人と一緒に生活できるって幸せだなって思います。そして、全く感性が違う人間から得られるものって自分を成長させてくれます。

姪とはいえ自分の子供でないのに引き取って育てるのはすごいと思う。
主要キャラが素直なので、淡々と話は進みますが心にじわじわ来ます。

映画化したやつなのね

お薦めに出て来て、なんとなく読み始めたのですが、意外と面白く、最近になって映画化してるの知った！あれ？映画じゃなかったかな…

台詞がすごい

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人との距離の取り方は難しいです。手土産は何がイイか聞かれて、「有り体に言うとめんどくさい」という台詞　凄く良くわかる。だけど、なかなか言葉に出しては言えない。