みんなのレビューと感想「違国日記」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

結構重たいテーマな所もあるけど、同居する2人のどちらにも共感できるところがあって、わかるなぁ、とか思いながら読んでしまった。

ちょっと羨ましい

登場人物がみんな自分の言いたいことを自由に言っているのが羨ましい。それは言わないでくれってこともちゃんと言葉で伝えている。現実では、何も言わずに暴力的に解決してくる人間もいるから。もちろん、言葉が人を傷つけることもあって、槙生ちゃんは過去に沢山の言葉で傷を負っている。程度の差はあるけど、みんなそう。その傷がケアされないまま人生が進んでいくことが普通だと私は感じているけど、この作品の世界観ではそれが少しずつ癒されていくような気がして、それが羨ましい。こんな現実だったら、いいのにな。

この作品の世界観大好き！！！
ゆったりと進むストーリー、ボキャブラリー豊富なセリフ。
すべてが素晴らしい。

関係がいい

なんか、現実ありそうな関係の話で思春期てこんな感じだったかなと昔思い出してひたっちゃいました。あっさりな関係も人との関わりが大切なんだなと感じていく物語で好感でした。

淡々と、静かで、温かい、
そんな感じですね。
凄く傷つけるような人も出てこなくて、静かに読み進められました。
まだ途中なので、この先どうなるのか分かっていませんが。。

じんわり良い作品

じんわりとこころが暖かくなる作品。物語内で使われている言葉も表現も繊細でじんわりと心にしみてくる。何度も読み返したくなる名作。

しんみり

かと思いきや淡々としていたり、ポジティブな場面もあってとても読みやすい。なのにふと寂しい気持ちにさせられる。続きが気になる本。

複雑

凄く繊細でとても複雑ないろいろ盛り沢山で読み応えがあるお話しでした。元恋人の笠町さんが格好良くて素敵です。

それぞれ

生き辛さを抱えた2人が、共同生活の中で、それぞれ少しずつ成長しながら、周囲の人達とも折り合いをつけて生きていく姿が上手く描かれていると思います。

余韻に浸っている

めちゃコミック無料分を読み終わる頃には沼にハマっており、どうしてもコミックで所有したいと思い全巻大人買い。朝や槙生に共感するところ多々あり。人生の岐路に立つすべての人におすすめしたい。ハッとさせられるようなセリフの多い、深みのある作品。読み終わるのが惜しくてゆっくりと読み進めました。こちらでの出会いに感謝!