みんなのレビューと感想「違国日記」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

デリケートな年齢

漫画作品というよりも詩的な文芸作品みたいでした。思春期はデリケートな年頃、と言われているけれど、大人だってデリケートになるってことを、この作品を通じて再認識させられました。

文章が美しい小説のよう

小説家がでてくることもあるのか、とても美しい文章の小説を読んでいるような気持ちになる。一言一言がとても刺さる。
誰もが悩みを抱えていて、それでも一所懸命に生きようとするそれぞれの生き方にグッとくる。

巷に溢れる恋愛漫画に慣れきってしまった私は
「まきおさん？男性？男性と同居する高校生・・？」とすごく混乱しましたが、そんな浅いものではなくて思索的で上質なストーリーの漫画です。

息苦しいのでここまでにします

３３話まで読みました

急に始まった他人（あえて他人と書きます）との同居。
テリトリーの内側に侵入され侵食されることのストレスを
自分のことのように感じてしまって、読み進めるのが辛い。
無料分を読み終えたので、ここまでにします。

名作

以前、映画化になった時に全部読んだのですが、こんなに面白い話だったとはと驚いたのを覚えています。ほんと好きです。

主人公が発する言葉が好きです

槙生ちゃんと朝ちゃんのやりとりを見ていると、ハッとしたり、ほっこりしたりつつも、1番は生きることについて考えさせられます。人間うまくいかないことばかりですが、この2人とこの2人の周りの人たちを見ていると、なんだか世の中捨てたものでもないのかなーとも思えてくるし、その人にはその人の事実があるのかな、とも思えてきます。

けっこうハマる

大きな展開があるわけじゃないけれど、人間関係の繊細さなどの部分に共感できるし、なぜか読み進めたくなる作品。

おばは、名前から言っても、容姿から見ても男性のように見えてしまうけどかっこいい。人見知りしない姪と人見知りの叔母との暮らしは飛び出す言葉が注目かな。

全話一気読み

高校時代を想い起こしてみたり
数年後の我が子を想像してみたり
いろいろ考えさせてくれるお話でした。
ラストも良い余韻です

凄く現代に必要な話しな気がする

当たり前の生活を送っていて、気づかない事や、見ないふりで過ごしている事を、本当に感じてることを言語化して、生きていける潔さと、孤独感を漫画という形で、分かりやすく伝えてくれているように思えた。