4.0
面白い
面白かったです。ドラマも見ました。原爆投下のヒロシマの真実。原爆のせいで実らなかった恋に胸が締め付けられました。感動しました。
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面白かったです。ドラマも見ました。原爆投下のヒロシマの真実。原爆のせいで実らなかった恋に胸が締め付けられました。感動しました。
戦争時代、原爆が落とされた広島を舞台に物語は進みます。戦争は原爆を持って終わりましたが、広島や長崎の方は、原爆の後遺症と共に生きてこられたんだなと重い知らされた作品でした。
こうのさんの作品をドラマから知り、読むようになりました。
画はあまり最初は入りにくかったのですが、今はとても好きです。
何度よんだかわからない。
普通の女の子が、戦争という悲劇に巻き込まれていく。
たんたんと、自分が死んでいくまでを語るシーンは、涙がでます。
読んでほしい
この世界の片隅に、の作品が好きで作者さんの作品を覗きに来ました。
戦争物ってどこか苦手で避けてしまいがちでしたが、上記作品を知り、「戦争」そのもののお話しとは違った視点から当時の日常を垣間見る新鮮さが心に染みました。
広島原爆後のある女性のお話し。
アメリカは投下により終戦したかもしれませんが、被爆された方、その周りの人にとっては終われない。むしろ何かのはじまりであったかもしれない。
こうの先生の描く登場人物はどんなに幼く見えてもかすかに色気がある。それは出てくる人たちの命を繋いでいく力強さからなのかもしれない。生き生きとした存在感は漫画の中の物語から抜け出して読んでいる私と同化し、残酷な物語に胸が締め付けられる。残酷な出来事は、優しく流れる年月に包まれる。
私たちは残酷な出来事を忘れてはいけないのだと思った。「人の残酷さ」を少しづつ減らしていく道しるべのような作品だと感じました。
日本人として、すべての人に是非読んでほしい。第二次世界大戦でのヒロシマの悲劇を通して、今を生きる私達にいろいろなことを問いかけてきます。忘れてはいけない痛みのような、じんわりと胸をうつ作品です。
忘れては行けない事。被爆した直後の悲劇だけでなく、その後も終わる今年のない悲しみ、苦しみ。
優しいタッチの絵で描かれている事でより深く伝わると思います
広島の原爆は遺族や被害者やその子孫にまで色々な差別や被害を起こしている。日本の少し前にはそんなことが普通でした。
私は広島出身。身近に原爆三世の方などいたので、他の県の方からすると昔の話だと思うが、広島には未だ原爆で苦しんでいるかたがいる。少しでも被害者の方たちのきもちを知る漫画だと思う。
同じ作者の別作品「この世界の片隅に」に惚れてこっちも読んだ。
悲しい、辛い、悔しい、いろいろな感情の中で、それでも彼らは彼らの普通の生活を営んでいく。普通であることは抵抗なのだ。大きな悲しみへの。