4.0
過干渉
自分の親の悪口を言いたくはないが、自分の子供時代にあった事ばかりなので、つい見入ってしまった。
ママの言うことに間違いないんだから、子が親の面倒を見るのは当たり前、という母親の台詞、そして窮地に陥ると自分だけ安全な場所へ逃げる、という行動、リアルに子供時代の自分に降りかかった災厄だ。
この人の作品を目にするのは、添加物やベビーカーに続いて、三作目だが、いずれも情けない父親が登場する。
娘が自分で何もできない人間になっていくことに対して、なんの対処もしないくせに、娘と一緒に大学進学して自分の世話をしてもらえないと、激高して離婚する、本当に情けない。
最後に突っ込みだが、親子で進学した大学だか、モデルの学校は自立した女性を育てる学校なので、入試の面接で落とされるかカリキュラムで間違いなく留年して卒業するのは不可能だとおもうのだが!?
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