みんなのレビューと感想「精神科ナースになったわけ」（ネタバレ非表示）（18ページ目）

同じ思いです。

私は医療従事者ですが精神障害者です。私のような者が医療従事者であって良いのかと言う葛藤に長年悩んできました。コノ本を読んで私でも良いのかな？って思えました。私にも役に立つことが在るかもしれない。そう強く思えました。ありがとうございました。頑張ります。

わかっているつもりでも、自分の中に精神科への偏見や、誤解などがあったんだな〜と考えさせられました。例え、この方の体験した事だけで他の病院とかでは違うのかもしれませんが、まったく知らないよりはいいのかなって思いました。

とても興味深いです

普段あまり聞けないような現場でのことなので、とても興味深く購入しました。人には様々な生い立ちや生きてきた背景があるし、心の動き方もそれぞれ違うから、人と接することってほんと難しいことだと、本を通じて実感しました。

精神科の話。なんとなくのイメージしかなく、実際はどんな病棟なのか知識がなかったので、興味が湧いて購入しました。
絵が優しくシンプルなタッチなので、重い内容を軽く見せてくれる感じがして読みやすかったです。

難しい

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自分も福祉業界に勤めていて、対応した人の中には精神科に通われている人も何人かいたから、他人事ではなく読んだ。そうか、入浴拒否の患者の髪を洗うまでの流れで、そうか、聞いてみればいいのかと気付かされた。何となく地雷を踏みそうで、聞いてはいけないのかな、と思う場面が実際の職場でもあった。全てが当てはまるわけではないだろうが、参考にできるところは参考にしたいと思った。

人の心は脆い

心が壊れそうなことがきっかけで精神科ナースになることを決めてしまう彼女は、きっと繊細で自分の心にも人の心の痛みにも敏感なんだなと感じた。
まだ1話しか読んでないけど、自分の価値観で仕事を決めてそれに向かって臨んで行くのはすごくカッコいいと思う。

リアルな精神病棟のお話

私は10代のころに精神病棟に入院していたことがあります。
本当に各々が好きなように病棟で過ごしており、のんびりとしている方もいれば、幻聴に対して一人で延々とレスポンスする方もいれば、毎朝ナースステーションに行っては「今日退院するんですけど時間はまだですか」と聞く方など、色々な方がいました。

漫画の中にも描かれていますが、こういった精神病患者さんには何かしらのマイルールがあって、その中で生きています。
漫画のように綺麗に話がまとまることは稀だと思いますが、マイルールがなぜ作られたのか、良い改善方法はないかと考えてくれるナースさんがいたらとても幸せなことです。
絵柄と、のほほんとした主人公のおかげでこの本は最後まで共感しつつ読むことが出来ました。

精神病とはどういうものか知らない方からしたら突飛な内容と思えますでしょうが、これは現実におこりうることです。
「自分や家族に起こるはずがない」
と思っていても発病することがあります。
ぜひ毛嫌いせずに、読んでいただきたい作品です。

精神科という響きだけで負の感じがしてしまいますが、一概にそれだけではないんだなーと。
自分では止められないもの、そういうものもあるんだと、普段生活していると気づかない、関わらなければ知らないことがたくさんあるんだなと思いました。

寄り添う。

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待つコトも、話すコトも、例え全てを理解出来なくても、その人がいるだけで安心するというのが、精神科の看護師さんなのではないでしょうか。
理解に苦しむ毎日が、普通な方々が多いでしょうケド、そこに寄り添う姿がリアルに描かれています、

考えさせられます。

とても考えさせられる内容です。精神科、自分とは関係ない世界だと無意識に思っていましたが、自分もいつ精神科の患者さんになってもおかしくないのかなぁとおもわされました。主人公の看護師さんの視点から心の病気についての感じ方や考え方しっくりと心に入ってきます。