みんなのレビューと感想「響～小説家になる方法～」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

ある意味この作品は、『漫画で小説を書いた』ような作品だと思いました。よく練られた良いストーリーです。様々な人物の心模様が丁寧に描かれていて面白いです。
私も高校時代は文芸部に所属していました。小説家志望の若者なんてちょっとおかしいぐらいがちょうどいいというか、尖ってなんぼだと私は思います。

ここのレビューは、やたらと主人公に品行方正を求めていますが、仮に常識人で誰からも好かれる女子がコツコツ原稿を書いているストーリーだったら、きっとこの漫画はつまらないと思いますよ。
現実世界も十人十色です。意思表示が独特な人もいます。世の中の大多数ではない方の人を主人公に設定すると、こうも反対意見が出るものなんだなあと、ちょっとがっかりというか……。主人公の性格に共感できるかという視点ばかりで作品の評価を下すことは、つまらない行いだなあと感じました。自分とは違う他人の頭の中を覗けることが、本を読む醍醐味だと思うのに。

実は傑作

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この漫画、はっきり言ってめちゃくちゃ面白いです。主人公のぶっ飛んだ思考と行動に共感は出来ませんが、そんな小さな事で評価を落として欲しくないと思うほど傑作だと思います。単行本は全て買いました。

芥川取った山本先生、不器用だけど芥川取った時のシーン「何年も努力して、小説のこと考えて、俺は芥川を取った」というシーン、津久井とのスタジオでのやりとり、登場するサブチャラとのやり取りが粋過ぎて最後まで飽きさせない展開です。

それぞれの生き様と散り様がカッコ良い。

あっ、ちなみに私は漆黒のバンパイヤと眠る月はあらすじだけで読みたくなりました。

これ面白い！！

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無料だからなんとなく読み始めた。
でも、どんどん響ちゃんが可愛くて仕方なくなってくる！応援したくなる！
祖父江氏は響ちゃんの父かとはじめは思ったいたけれど、先輩の父だったのは変化球。
高校生って大人のようでまだまだ子供。人知れず才能への嫉妬があったり、大人の事情なんて関係なく悪い事は悪いと蹴り入れたり。
子供から大人の狭間にいる繊細な世代に生きる高校生の人間ドラマと、作家として花開こうとしている現実離れしている物語がちょうどよく進んでいって面白い！
響ちゃんの恋の行方は、びっくりするほどスローでサブ的な感じかも知れないけれど、こちらも気になる。
無料分毎日ちょっとずつ読んでますが、無料分がなくなってもちゃんと購入し続ける価値あり！！

内容に厚みがある

映画化もされていて、そこまで人気が出るってどんな作品なのかという軽い気持ちで購入しました。

主人公の心の動きが独特で、こんな子が近くにいたら絶対むかつくのに、なぜか引き込まれる作品です。

そんな不気味な主人公ですが、それを取り巻く周囲の人々が暖かい。それぞれアプローチは異なるものの、ちゃんと主人公の才能を認めていて、嫉妬や妬みなど、かつそれぞれの内面との葛藤がある中で、不器用に関わっていく姿が素晴らしいと思いました。

ありきたりな言葉ですが、才能は持っているだけではだめで、それを認めて、引き出してくれる方や、応援があってこそ花開くものなのだということも理解できました。

期待してた分だけ驚き

この小説は稚拙だとか、面白い面白くないを分けることが出来る、自身も小説を作る天才の高校生の話。
天才ならルールは守るべきだし、保護者ヅラするななんて話し方が下品。
とても小説家の卵とは思えない。
ヤンキー？を挑発してみたり、部長に反抗していきなり本棚を倒したり…
クラスにも馴染めない、変わった人間性に引きました。
天才ならばこんな高校にも入学しないだろうに…。苦手です。主人公を応援する気にはなれません。

いいのか？？

私の好きな某有名漫画家さんが絶賛してたので気になっていたのですが、私には良さがわからなかったです。

ちょっと主人公ぶっとびすぎ(笑)
天才作家とはこんなもんといったとこなんでしょうか……
ぶっとびすぎてて主人公に感情移入できないかな。
面白くない作品たちをゴミとか言ってしまうのも好きじゃないです。

ただこれから彼女が作家としてデビューしてどう成長していくのか、編集部の人やまわりの同じ部の人たちとの交流等、気になる点はいっぱいあるのでこれから読み続けてみようかなと思っています。
これからの展開に期待です。

久々にドハマりした漫画です。

他の方のレビューにも主人公のぶっとんだ性格に疑問を抱いてる人が多いみたいですが、私は普通の性格の主人公よりぶっとんだ性格のほうがストーリー的に楽しめました。

小説が題材なので難しい話なのかな？と思いがちですが、良い意味で小説に関しては内容が薄いので読みやすいです。

主人公が天才！！凄い！！王道ストーリーが好きに人にはおすすめです。

微妙？

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以前、話題になった作品だなぁと思って、無料だったし、読み始め、全部読んだけど、そんなに話題になるほどの作品だとは思えなかった。
主人公は何かの病気？障害？ありそうだけど、そんな話は、一言もなくて、ただ破天荒で常識がないだけに見える。
そんな主人公を幼馴染みはどうしてずっと好きなのかも謎だし、主人公をフォローする常識人かと思いきや、実は頭おかしい人だし、そいつに信頼置いてる響の親も違和感。
何か色々中途半端だなぁと思っているうちに、作品も終わった。
せめて、響が晩年まで天才として生きるのか、枯れるのか、結末位はハッキリして欲しかった。
違和感に引きずられて、違和感&中途半端感がスッキリする所まで読みたいと思って最後まで読んだけど、何もスッキリしなかった。
世界観だけは良かった…ような気がする。
エピソードがむちゃくちゃ過ぎるし、響って人間が、周りから愛される理由も全く分からなかったけど。
あ。あと、天才だから認めるしかない…みたいな描写がちりばめられているのは嫌いだった。
中高生くらいまでだったら、こういうのも面白いのかなって言う感じがした。
あと、小説家になる方法って言うサブタイトル、誤解しか生まない気がする。

ストーリーは面白い。キャラ全員が非現実的

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ストーリーは、面白いので、この先の展開が楽しみです。
ただ、登場人物のセリフひとつ、ひとつが非現実的で、フツーの人間じゃない。なんかもっと考えられないのかな…？？？って、ストレス感じます。響の奇想天外っぷりはまだ、主人公の天才だから仕方ないとしても、特に、オンナ編集者の行動・言動は、ありえない。女子高生相手だからって、いきなりため口で上から説教。女子高生を狭いウチに招いて、反省会と称して１０時に寝かせる…って、何をしたかったの？？？って感じで、不自然きわまりない。その辺、考えてもらえたらよかったな。

主人公は好きにはなれないかも

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意地っ張りにも見えるし、自分の信念とか好き嫌いがはっきりしているのはよいが、自分が何でも正しいと思うと自分が苦しいとか寂しいとかなる可能性はある。人に強要しているみたいに思われ、押し付けみたいになって嫌われるか疎まれるか色々。そういう人好きにはなれないかもしれない。けど自分の中にもそういう部分はあるからわからなくはない。頑なっていうんだろうな。個性とかあの人はこういう人だからとか、わりきってくれる人たちなら、あまりきにしないのかもだが。